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セブン&アイ・ホールディングス(3382) ヨークHD等の非連結化で営業利益は停滞するが、来期純利益は過去最高更新へ

QUICK企業価値研究所アナリスト 永田和子(2025/04/25)

・サマリー
 企業価値研究所は28/2期にかけて内外コンビニ営業利益の回復・拡大を見込むが、ヨークHD、セブン銀行の非連結化を主因に今・来期の連結営業利益は停滞を予想。一方、両社持分の利益取り込み(営業外)や特損正常化などから来期連結純利益は4期ぶりの過去最高更新へ。なお、同社が計画する米7-Elevenの株式公開は非反映。少数株主に帰属する利益流出を考慮すれば、当該株式公開が同社の企業価値向上、成長加速に資するかは未知数。北米については中長期での成長期待は大きいが、短期的にはコスト削減や「7NOW」展開加速に注目したい。

・アナリストの投資判断 ~来期予想PER16倍は割安感強い
 株式市場で買収期待による株価へのプレミアムが剥落しつつあるため、当研究所は評価基準をEV/EBITDA倍率8倍からPER20倍に変更。6000億円の自己株取得反映後の来期PER(当研究所予想)16倍は割安感が強いと考える。買収提案の動向を注視するほか、自己株取得のタイミング、次期中計(今夏発表予定)の目標値、日米コンビニの月次売上動向などに要注目。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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著者名

永田 和子

シニアアナリスト

小売セクター担当


【プロフィール】
早稲田大学第一文学部日本史学科卒業。東京証券(現東海東京証券)入社。入社直後から調査部門でアナリスト業務(小売、繊維・紙パルプ、食品、ゲーム)に就く。03年にQBR(現QUICK企業価値研究所)へ。企業調査歴30年超。


日本証券アナリスト協会ディスクロージャー研究会 小売専門部会評価実施アナリスト


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