【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】外国為替市場で日米の為替問題への警戒感がくすぶっている。4月24日の日米財務相会談は「為替レートは市場で決まる」などとして穏便に終わり、円は前週末に一時1ドル=144円台と22日につけた約7カ月ぶり高値の139円台後半から大きく押し戻された。だが、このままでは円が欧州通貨などより対ドルで2割程度もまだ安いという現実は変わらない。火種は依然として大きいと考えられる。
ベッセント米財務長官は24日に「主要7カ国(G7)合意を尊重するよう期待している」などと述べた。ここで語られるG7合意とは「全ての国が競争的な通貨切り下げを行わない」とした201...

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