原油相場が1年ぶりの安値圏で推移する中、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙電子版は15日、「ヘッジファンドが原油安で大打撃を受けた」と報じた。ピエール・アンデュランド氏が運用する旗艦ファンドの「アンデュランド・コモディティ・ファンド」(運用資産10億ドル)が10月に20.9%の損失を被ったといい、年初来では12%超のマイナスリターンを記録したという。
アンデュランド氏は年初の時点で原油が100ドルに向かうと強気の見通しを示していたことから、原油ロング戦略が裏目に出たとみられる。WTI原油先物は中心限月の清算値ベースで10月3日の高値(76.41ドル)から11月13日(55.69ドル)まで27%超の急落となっていた。(片平正ニ)
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