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TIS(3626) 1Q決算発表 決算スコア:-0.30

記事公開日 2024/7/30 15:30 最終更新日 2024/7/30 15:30

開示会社:TIS(3626)
開示書類:2025年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/07/30 15:30

<決算スコア> -0.30

<業績データ>
発表期 2024/06
種別 1Q
売上高(百万円) 134,055
前期比 +3.6% ○
営業利益(百万円) 14,061
前期比 -1.7% ●
経常利益(百万円) 15,071
前期比 -1.7% ●
純利益(百万円) 10,679
前期比 +5.2% ○

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 555,000
前期比 +1.1% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.4% ●
営業利益(百万円) 66,500
前期比 +3.0% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 0.0%
経常利益(百万円) 66,500
前期比 -3.0% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.7% ●
純利益(百万円) 44,800
前期比 -8.3% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.5% ●
予想年間配当(円) 68.00

予想期(半期) 2024/09
売上高(百万円) 270,000
前期比 +0.9% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 0.0%
営業利益(百万円) 30,000
前期比 -1.3% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +0.3% ○
経常利益(百万円) 30,000
前期比 -5.8% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -2.1% ●
純利益(百万円) 20,300
前期比 0.0%
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.2% ●
予想中間配当(円) 34.00


<要約>
 2025年3月期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比3.6%増の1340億5500万円、営業利益が同1.7%減の140億6100万円、経常利益が同1.7%減の150億7100万円、純利益が同5.2%増の106億7900万円だった。

 情報サービス産業においては、日銀短観(2024年6月調査)におけるソフトウェア投資計画(金融機関を含む全産業)が前年度比14.8%増となる等、DX技術を活用した業務プロセスやビジネスモデルの変革がグローバルで進展する中で、IT投資需要の更なる増加が期待されている。

 2024年4月に策定した「グループビジョン2032」の達成に向けたファーストステージとして、新たな3か年計画となる中期経営計画(2024-2026)を始動させている。売上高については、顧客のデジタル変革需要をはじめとするIT投資ニーズへの的確な対応による事業拡大等により、前年同期を上回った。営業利益については、増収に伴う増益分に加え、高付加価値ビジネスの提供、生産性向上施策の推進等による効果はあったものの、事業成長を牽引してきた大型開発案件のピークアウトによる影響や不採算案件の影響を受け、前年同期比で小幅ながら減益となった。収益性については、売上総利益率は26.9%(前年同期比0.1ポイント減)、営業利益率は10.5%(0.6ポイント減)となった。

 純利益については、政策保有株式の縮減に伴う投資有価証券売却益の計上を主因として、前年同期比増益となった。

 広域ITソリューションにおいては、ITのプロフェッショナルサービスを地域や顧客サイトを含み、広範に提供し、そのノウハウをソリューションとして蓄積・展開して、課題解決や事業推進を支援している。売上高は410億6000万円(前年同期比1.7%減)、営業利益は33億5500万円(17.4%減)となった。医療系販売案件の反動減の影響を受けたことに加え、不採算案件の発生や体制強化コストの増加等により、前年同期比減収減益となり、営業利益率は8.2%(1.5ポイント減)となった。

 オファリングサービスにおいては、蓄積したベストプラクティスに基づくサービスを自社投資により構築し、知識集約型ITサービスを提供している。売上高は340億100万円(前年同期比21.4%増)、営業利益は22億600万円(90.7%増)となった。決済、基盤系、経営管理分野をはじめとするIT投資が拡大したことや、海外事業の寄与に加え、日本ICS株式会社を中心に前連結会計年度に子会社化した企業の業績が反映されたことから、前年同期比増収増益となり、営業利益率は6.5%(2.4ポイント増)となった。

 産業ITにおいては、金融以外の産業各分野に特化した専門的なビジネス・業務ノウハウをベースとして、事業・IT戦略を共に検討・推進し、事業推進を支援している。売上高は298億4000万円(前年同期比4.1%増)、営業利益は43億5900万円(0.8%減)となった。サービス業、製造業、流通業をはじめとした幅広い業種におけるIT投資拡大の動きが全体を牽引するも、製造系大型開発案件の反動減等を受けて、前年同期比増収減益となり、営業利益率は14.6%(0.7ポイント減)となった。

 2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比1.1%増の5550億円、営業利益が同3%増の665億円を計画。



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【決算スコアについて】
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