開示会社：SBIｲﾝｼｭ(7326)
開示書類：2025年３月期 第１四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
開示日時：2024/08/08 15:30

<決算スコア> -0.18

<業績データ>
発表期 2024/06
種別 1Q
売上高(百万円) 30,916
前期比 +10.8% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 3,710
前期比 -5.0% ●
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 2,050
前期比 -4.7% ●
会社予想比 0.0%

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 116,000
前期比 +6.1% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 9,300
前期比 +12.9% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 1,800
前期比 +24.1% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 20.00


＜要約＞
　2025年3月期1Qの連結業績は、経常収益が前年同期比10.8%増の309億1600万円、経常利益が同5%減の37億1000万円、純利益が同4.7%減の20億5000万円だった。

　経常収益は、保有契約件数が堅調に増加したことが主な要因となり、前年同期に比べ30億700万円増加し、増加となった。その一過性要因がないことから、同事業のセグメント利益は前年同期を下回ったが、団体信用生命保険及び個人保険ともに保有契約件数の堅調な増加により、一過性要因の影響を除く保険収支は前年同期に比べ5億4700万円増加するなど堅調に推移しており、業容は着実に拡大している。損害保険事業・少額短期保険事業についても着実な業容拡大を続けている。変額保険や変額個人年金保険は運用実績を直接契約者に還元するため、契約者に帰属する特別勘定として資産・負債及び損益を区分経理する。

　生命保険事業における責任準備金繰入額の増加などにより、経常利益は前年同期に比べ1億9600万円減少し減少、純利益は前年同期に比べ減少し減少となった。

　SBI生命保険株式会社は、主力商品である就業不能保険「働く人のたより」が複数の保険比較サイトのランキングにおいて1位を獲得するなど、高い評価を獲得した。2024年6月末の保有契約件数(団体信用生命保険の被保険者数を含む)は550千件(前年度末比4.8%増加)となった。経常収益は、保有契約件数の堅調な増加などにより、前年同期比16.8%増加の115億8100万円となった。セグメント利益については、前年同期の一過性要因による責任準備金の戻入がないことから責任準備金繰入額が増加し、前年同期比66.4%減少の2億5300万円となった。団体信用生命保険及び個人保険ともに保有契約件数は堅調に増加しており、一過性要因による影響を除く保険収支は前年同期に比べ5億4700万円増加するなど業容は着実に拡大している。

　SBI損害保険株式会社は、中古車販売店「ガリバー」を運営する株式会社IDOMと連携し、事故により同社の修理工場へ入庫された自動車の修理内容や進捗状況をスマートフォン等で適時確認出来るシステムの導入に取り組み、自動車修理プロセスの透明性を確保する態勢構築に努めた。2024年6月末の保有契約件数(団体がん保険の被保険者数を含む)は1,288千件(前年度末比1.5%増加)となった。経常収益は、保有契約件数の堅調な増加などにより、前年同期比10.0%増加の108億円となった。セグメント利益は、雹(ひょう)災による自動車保険の保険金支払いが発生したが、増収効果に加え、異常危険準備金の取り崩しが前年同期に比べ増加したことなどにより、前年同期比23.4%増加の17億6700万円となった。

　SBIいきいき少額短期保険株式会社は、ペット保険の保険金支払査定へのAIの導入により、保険金支払の自動査定を開始し、処理件数の増加や処理時間の大幅な削減を実現するなど、DXの推進による業務効率化に取り組んだ。2024年6月末の保有契約件数は1,033千件(前年度末比0.7%増加)となった。経常収益は、保有契約件数の堅調な増加などにより、前年同期比4.5%増加の85億8600万円となった。セグメント利益は、この増収効果に加え、普通責任準備金の積み立てが前年同期に比べ減少したことなどにより、前年同期比82.5%増加の1億7900万円となった。

　2025年3月期の連結業績は、経常収益が前期比6.1%増の1160億円、経常利益が同12.9%増の93億円を計画。



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