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アイフル(8515) 1Q決算発表 決算スコア:+0.54

記事公開日 2024/8/9 11:30 最終更新日 2024/8/9 11:30

開示会社:アイフル(8515)
開示書類:2025年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/08/09 11:30

<決算スコア> +0.54

<業績データ>
発表期 2024/06
種別 1Q
売上高(百万円) 44,629
前期比 +15.4% ○
営業利益(百万円) 3,771
前期比 +21.3% ○
経常利益(百万円) 3,901
前期比 +14.5% ○
純利益(百万円) 3,722
前期比 +25.4% ○

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 180,200
前期比 +10.5% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -2.1% ●
営業利益(百万円) 23,800
前期比 +13.0% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -6.3% ●
経常利益(百万円) 24,000
前期比 +8.8% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -6.1% ●
純利益(百万円) 21,600
前期比 -1.0% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.9% ●
予想年間配当(円) 1.00

予想期(半期) 2024/09
売上高(百万円) 87,900
前期比 +11.1% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 8,900
前期比 +35.0% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 8,800
前期比 +22.1% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 7,900
前期比 +19.5% ○
会社予想比 0.0%
予想中間配当(円) 0.00


<要約>
 2025年3月期1Qの連結業績は、営業収益が前年同期比15.4%増の446億2900万円、営業利益が同21.3%増の37億7100万円、経常利益が同14.5%増の39億100万円、純利益が同25.4%増の37億2200万円だった。

 ノンバンク業界においては、活況な資金ニーズを背景として消費者向けローン事業の新規成約件数や営業貸付金残高は増加している。

 利息返還請求については、外部環境の変化等の影響を受けやすく、一定の留意は必要なものの、着実に減少している。10年間の長期ビジョンとして「IT企業への変革~100年続く企業を目指す~」を掲げ、2027年3月期を最終年とする3年間の中期経営計画を策定した。営業貸付金利息が256億9900万円(前年同期比13.8%増)、包括信用購入あっせん収益が54億1600万円(前年同期比2.5%増)、信用保証収益が50億9500万円(前年同期比8.7%増)となっている。営業費用については、53億円増加の408億5700万円(前年同期比14.9%増)となった。保険事業を営む株式会社FPCの連結子会社化により保険収益が11億1400万円、保険費用が8億9600万円がそれぞれ増加している。

 貸倒引当金繰入額が25億1300万円増加したことなどによるものである。

 ライフカード株式会社において、包括信用購入あっせん事業については、ゴールドカードのデザイン拡充、顧客のニーズに応じたアプリ機能の追加や新たな獲得販路の展開により新規会員の獲得および稼働会員数の向上に努めている。個人向け無担保ローンの支払承諾見返残高は279億6400万円(前期末比0.2%減)、事業者向けローンの支払承諾見返残高は15億9000万円(前期末比3.7%増)となった。ライフカード株式会社の営業収益は95億1000万円(前年同期比2.0%増)、営業利益は1億7900万円(前年同期比50.2%減)、経常利益は1億9900万円(前年同期比48.1%減)、純利益は4億2900万円(前年同期比60.7%増)となった。

 アイフル株式会社において、ローン事業については、新規成約件数や営業貸付金残高の増加に向け、効率性を重視した広告戦略のほか、公式サイトやスマホアプリの改修など、デジタル分野の内製化を通じてUI/UXの強化と顧客満足度の向上に継続的に取り組んでいる。無担保ローン新規成約件数は8万9千件(前年同期比0.7%増)、成約率は36.2%(前年同期比5.1ポイント増)となった。個人向けローンの支払承諾見返残高は1659億5300万円(前期末比2.3%増)、事業者向けローンの支払承諾見返残高は588億3500万円(前期末比4.7%増)となった。事業者向けローンの支払承諾見返残高のうち12億7600万円はAGビジネスサポート株式会社への保証によるものである。

 財政状態において、資産は、前連結会計年度末に比べ635億5600万円増加の1兆3299億3000万円(前期末比5.0%増)となった。増加の主な要因は、営業貸付金225億7200万円、割賦売掛金59億3100万円増加などの営業債権が増加したことなどによるもの。負債については、前連結会計年度末に比べ619億7100万円増加の1兆1269億3300万円(前期末比5.8%増)となった。増加の主な要因は、金融機関等からの借入れによる資金調達関連の増加などによるものである。純資産については、前連結会計年度末に比べ15億8500万円増加の2029億9700万円(前期末比0.8%増)となった。増加の主な要因は、利益剰余金の増加などによるものである。

 2025年3月期の連結業績は、営業収益が前期比10.5%増の1802億円、営業利益が同13%増の238億円を計画。



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【決算スコアについて】
 企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
 スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
 あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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