開示会社:サカタのタネ(1377)
開示書類:2025年5月期第1四半期決算短信[日本基準](連結)
開示日時:2024/10/04 15:00
<決算スコア> -0.14
<業績データ>
発表期 2024/08
種別 1Q
売上高(百万円) 20,988
前期比 +9.5% ○
営業利益(百万円) 2,729
前期比 +16.9% ○
経常利益(百万円) 2,558
前期比 -16.2% ●
純利益(百万円) 1,127
前期比 -42.5% ●
予想期(通期) 2025/05
売上高(百万円) 93,500
前期比 +5.4% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +0.2% ○
営業利益(百万円) 11,000
前期比 +4.8% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.7% ●
経常利益(百万円) 11,000
前期比 -1.1% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -4.1% ●
純利益(百万円) 8,000
前期比 -50.5% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -3.1% ●
予想年間配当(円) 65.00
予想期(半期) 2024/11
売上高(百万円) 45,000
前期比 +10.1% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +4.7% ○
営業利益(百万円) 5,200
前期比 -1.7% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -1.3% ●
経常利益(百万円) 5,000
前期比 -12.2% ●
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 3,500
前期比 +8.5% ○
会社予想比 0.0%
予想中間配当(円) 30.00
<要約>
2025年5月期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比9.5%増の209億8800万円、営業利益が同16.8%増の27億2900万円、経常利益が同16.3%減の25億5800万円、純利益が同42.5%減の11億2700万円だった。
野菜種子の販売が好調に推移したことに加え、海外連結子会社等の財務諸表項目を反映させる6月末の為替レートが大幅な円安になったことから、売上高は増加となった。野菜種子はトマト、カボチャ、キャベツ、カリフラワー、花種子ではトルコギキョウ、ヒマワリが好調に推移した。営業利益は、売上高の増加と売上総利益率の改善により、増加となった。
経常利益は、7月以降、急激に円高が進行したことから為替差損益が悪化し、減少となった。純利益は、ブラジルの連結子会社Isla Sementes Ltda.の洪水被害による損失を計上したことから、減少となった。
海外卸売事業は、北中米、アジアは現地通貨ベースでは減収となったが、欧州・中近東、南米地域が好調に推移し、為替レートも全般的に円安となったことから、前年同期比、増収となった。北中米は、トマト、スイカ、カリフラワー、パンジーが好調に推移したが、ブロッコリーがメキシコの干ばつにより播種時期が遅れ低調だったことなどにより、減収となった。欧州・中近東では、ブロッコリー、カボチャ、カリフラワー、ヒマワリ、トルコギキョウなど、南米では、メロン、トマト、ペッパー、ヒマワリ、トルコギキョウなど、両地域とも野菜種子・花種子の双方が好調に推移し、増収となった。アジアは、オクラ、カボチャ、パンジーが増加したが、ブロッコリー、ネギ、マリーゴールドなどが減少し、減収となった。
国内卸売事業は、野菜種子・資材が好調に推移し、花種子も微増となり、前年同期比増収となった。スイートコーンが減少したが、新品種や台木が新規導入されたトマトや、耐暑性が評価されたキャベツ、ブロッコリーが好調に推移した。花種子はストックが減少したが、パンジー・ビオラ、トルコギキョウが増加した。資材は、猛暑により遮光遮熱資材などが好調に推移した。外部顧客への売上高は41億5400万円(前年同期比2億2200万円、5.7%増)、営業利益は21億5500万円(前年同期比4700万円、2.2%減)となった。
小売事業において、通信販売分野は、球根は増加したが、野菜種子・苗木・資材が減少し、前年同期比減収となった。量販店向けのホームガーデン分野では、猛暑の影響により全般的に低調に推移し、前年同期比減収となった。直営店舗のガーデンセンター横浜を2023年12月に閉店したため、当該店舗における売上が前年同期比減少している。外部顧客への売上高は10億7000万円(前年同期比1億4400万円、11.9%減)、営業損益は2000万円悪化し、1億1700万円の損失(前年同期は9700万円の営業損失)となった。
2025年5月期の連結業績は、売上高が前期比5.4%増の935億円、営業利益が同4.8%増の110億円を計画。
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