開示会社:日本エンタ(4829)
開示書類:2025年5月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/10/04 16:00
<決算スコア> -4.79
<業績データ>
発表期 2024/08
種別 1Q
売上高(百万円) 1,069
前期比 -1.1% ●
営業利益(百万円) 1
前期比 -97.8% ●
経常利益(百万円) 8
前期比 -83.3% ●
純利益(百万円) -10
前期比 -137.0% ●
予想期(通期) 2025/05
売上高(百万円) 5,310
前期比 +13.1% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 295
前期比 +11.7% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 300
前期比 +7.9% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 185
前期比 -11.5% ●
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 3.00
<要約>
2025年5月期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比1.1%減の10億6900万円、営業利益が同96.4%減の100万円、経常利益が同83.4%減の800万円、最終損益が1000万円の赤字(前年同期は2700万円の黒字)だった。
ITサービス業界は、高度なデジタル化・ネットワーク化に伴うニーズの高まりを背景に、モバイルコンテンツ関連市場の継続的な成長と企業のDX推進に伴う活発なIT投資等により堅調に拡大している。
状況において、クリエーション事業(コンテンツサービス、ビジネスサポートサービス等)及びソリューション事業(システム開発サービス、業務支援サービス、その他サービス)を推進し、事業規模及び収益拡大に努めた。売上高については、「コンテンツサービス」「ビジネスサポートサービス」「業務支援サービス」等が増加したものの、「システム開発サービス」「その他サービス」が減少したため、減収となった。営業利益・経常利益・純利益については、減収の他、定額制コンテンツにおける運営管理費等売上原価の増加、人件費や採用費等販管費の増加に伴い、減益となった。「ITの浸透が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念。モノをインターネットに接続して制御・認識などを行う仕組みを意味する。
ソリューション事業においては、法人向けシステムの受託開発・運用を主な業務とする「システム開発サービス」で、サステナビリティ経営に向けた企業のDX推進に伴い、AIやIoT等、様々な技術を組み合わせたシステム開発の需要が増大する中、スマートフォンアプリ及びサーバ構築の豊富なノウハウと実績が評価され、アプリ開発、WEB構築、サーバ構築、システム運用・監視、デバッグ、ユーザーサポート、販売促進等クリエーション事業で培ったノウハウを活かした受託開発・ラボ型開発を推し進めたが、一部案件の計上時期の変動等により減収となった。「その他サービス」においては、中古端末(スマートフォン等)買取販売に注力したが、前第1四半期連結累計期間における特需(ソリューション関連機器)の剥落により減収となった。
クリエーション事業においては、自社で保有する権利や資産を活用したサービスを提供する一般消費者向け「コンテンツサービス」で、通信キャリアの月額及びアプリストアのコンテンツが減少したものの、通信キャリアの定額制コンテンツが伸長し、増収となった。法人向け「ビジネスサポートサービス」においては、企業による業務効率化やクラウド活用が進み、キッティング支援、交通情報、EC・ASPサービス等の増進により増収した。クリエーション事業の売上高は4億2000万円(前年同四半期比8.4%増)、セグメント利益は9900万円(20.3%減)となった。
2025年5月期の連結業績は、売上高が前期比13.1%増の53億1000万円、営業利益が同11.5%増の2億9500万円を計画。
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【決算スコアについて】
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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