開示会社:トーセイ(8923)
開示書類:2024年11月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
開示日時:2024/10/07 15:00
<決算スコア> -1.88
<業績データ>
発表期 2024/08
種別 3Q
売上高(百万円) 69,419
前期比 +4.1% ○
営業利益(百万円) 17,055
前期比 +18.0% ○
経常利益(百万円) 16,090
前期比 +17.6% ○
純利益(百万円) 11,234
前期比 +20.0% ○
予想期(通期) 2024/11
売上高(百万円) 81,921
前期比 +3.1% ○
会社予想比 -11.1% ●
QUICKコンセンサス比 -4.8% ●
営業利益(百万円) 18,187
前期比 +11.9% ○
会社予想比 +2.7% ○
QUICKコンセンサス比 -1.5% ●
経常利益(百万円) 17,000
前期比 +11.0% ○
会社予想比 +3.0% ○
QUICKコンセンサス比 -1.7% ●
純利益(百万円) 11,723
前期比 +11.6% ○
会社予想比 +4.6% ○
QUICKコンセンサス比 0.0%
予想年間配当(円) 77.00
<要約>
2024年11月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比4.1%増の694億1900万円、営業利益が同18%増の170億5500万円、経常利益が同17.6%増の160億9000万円、純利益が同20%増の112億3400万円だった。
不動産業界においては、2024年1月~6月の国内不動産投資額が2兆6,105億円(前年同期比21%増)となり、世界都市別投資ランキングでは東京は1位を維持している。国内不動産投資市場は、日銀が慎重に金融政策正常化を進めるなかで金融機関の貸し出し姿勢に大きな変化は見られておらず、オフィス賃料も上昇基調にあり、不動産投資家の投資需要は堅調に推移している。
安定収益事業と位置付けるストック・フィービジネスにおいては、各事業ともほぼ計画通りに進捗しているが、ホテル事業は、昨年開業したトーセイホテルココネ築地銀座プレミアの稼働率上昇やインバウンド需要を追い風とした客室単価引き上げにより、収益は計画を大きく上回った。不動産ファンド・コンサルティング事業は、受託ファンドにおいて活発な物件取得と売却があり、受託資産残高は前期末比1,007億円増の2.45兆円と計画を若干下回ったが、売買業務に伴う報酬の獲得により収益は順調に推移した。
不動産再生事業においては、「T's garden西寺尾」、「八丁堀トーセイビルⅡ」、「リエール市ヶ谷」等33棟のバリューアップ物件及び中古区分マンション89戸を販売した。仕入については、収益オフィスビル、賃貸マンション等合わせて33棟、土地9件及び中古区分マンション78戸を取得している。保有する収益不動産の評価を見直したことにより、棚卸資産評価損の戻入を4800万円計上している。不動産再生事業の売上高は334億9800万円(前年同四半期比19.5%減)、セグメント利益は59億3100万円(前年同四半期比27.3%減)となった。
不動産開発事業においては、物流施設「T's Logi青梅」、商業施設「T'S BRIGHTIA自由が丘」を販売した。戸建住宅では「THEパームスコート学芸大学」等において、18戸を販売した。仕入については、賃貸マンション開発用地4件、賃貸アパート開発用地14件、125戸分の戸建住宅開発用地を取得している。保有する収益不動産の評価を見直したことにより、棚卸資産評価損の戻入を3億6100万円計上している。不動産開発事業の売上高は149億7500万円(前年同四半期比113.5%増)、セグメント利益は50億6100万円(前年同四半期比307.2%増)となった。
不動産賃貸事業において、保有する賃貸物件のリーシングに注力した。賃貸物件数は、物件取得30棟及び賃貸開始7棟、物件売却24棟及び賃貸終了4棟に伴い、前連結会計年度末の114棟より、9棟増加し123棟となった。不動産賃貸事業の売上高は58億2600万円(前年同四半期比20.9%増)、セグメント利益は29億600万円(前年同四半期比21.2%増)となった。
2024年11月期の連結業績は、売上高が前期比3.1%増の819億2100万円、営業利益が同11.9%増の181億8700万円を計画。
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