開示会社:Sansan(4443)
開示書類:2025年5月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/10/11 15:00
<決算スコア> -2.85
<業績データ>
発表期 2024/08
種別 1Q
売上高(百万円) 9,584
前期比 +27.7% ○
営業利益(百万円) -325
前期比 -370.8% ●
経常利益(百万円) -329
前期比 -399.1% ●
純利益(百万円) -372
前期比 -1300.0% ●
予想期(通期) 2025/05
売上高(百万円) 43,026
前期比 +27.0% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.5% ●
予想年間配当(円) 0.00
<要約>
2025年5月期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比27.7%増の95億8400万円、営業損益が3億2500万円の赤字(前年同期は1億2000万円の黒字)、経常損益が3億2900万円の赤字(前年同期は1億1000万円の黒字)、最終損益が3億7200万円の赤字(前年同期は3100万円の黒字)だった。
企業の営業活動や請求書業務、契約書業務等に対して、デジタルトランスフォーメーション(DX)を促進するサービスを展開しており、DXへの意識改革や働き方の変化、SaaSビジネスへの関心の高まり等によって、DX市場は2030年度に8兆350億円(2023年度見込み比4兆153億円増)、国内SaaS市場は2027年度に2兆990億円(2023年度見込み比6,862億円増)の規模に達すると予想されている。調整後営業利益は、前年同期と比較して、売上高の成長や売上高広告宣伝費率の低下等により44.4%の増益となった。経常利益、純利益については、株式報酬関連費用が増加したことにより、赤字額を計上した。
Sansan/BillOne事業においては、契約件数及び契約当たり月次ストック売上高のさらなる拡大に向け、人材育成による営業体制の強化に取り組んだことにより、契約件数は前年同期比10.6%増、契約当たり月次ストック売上高は前年同期比4.8%増となり、順調に推移した。人材採用による営業体制の強化に取り組んだほか、「Bill Oneビジネスカード」を活用した「Bill One経費」のサービス提供を開始した結果、有料契約件数は前年同期比55.4%増、有料契約当たり月次ストック売上高は前年同期比12.1%増となり、成長が継続した。既存サービスで培った強みや知見、ノウハウ等を活かして、契約データベース「Contract One」の営業体制の強化に注力した結果、契約件数は順調に増加した。調整後営業利益は成長戦略に伴う人件費の増加等により、前年同期比11.9%減となった。
Eight事業において、名刺アプリ「Eight」やイベント書き起こしサービス「logmi」シリーズが属している。デジタル名刺交換等の機能拡充により、「Eight」ユーザー数は前年同期末比43万人増の380万人となり、BtoCサービス売上高は前年同期比17.3%増となった。各種サービスのマネタイズ強化に継続して取り組んだ結果、名刺管理サービス「Eight Team」においては、契約件数が順調に増加し、前年同期比19.6%増となった。えでIRアドバイザリー株式会社の業績が期首より寄与している。BtoBサービス売上高は前年同期比45.8%増となった。Eight事業の売上高は前年同期比42.0%増、調整後営業損失は前年同期と比較して1億2900万円縮小した。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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