開示会社:メディアドゥ(3678)
開示書類:2025年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/10/11 15:00
<決算スコア> -0.39
<業績データ>
発表期 2024/08
種別 2Q
売上高(百万円) 51,057
前期比 +10.0% ○
営業利益(百万円) 1,096
前期比 +10.4% ○
経常利益(百万円) 1,034
前期比 +10.4% ○
純利益(百万円) 521
前期比 +2.4% ○
実績年間配当(円) 0.00
予想期(通期) 2025/02
売上高(百万円) 98,000
前期比 +4.2% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -3.1% ●
営業利益(百万円) 2,300
前期比 +11.3% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 0.0%
経常利益(百万円) 2,230
前期比 +12.1% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 0.0%
純利益(百万円) 1,330
前期比 +516.9% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 0.0%
予想年間配当(円) 27.00
<要約>
2025年2月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比10%増の510億5700万円、営業利益が同10.4%増の10億9600万円、経常利益が同10.3%増の10億3400万円、純利益が同2.2%増の5億2100万円だった。
日本国著作権法第一章総則の第一条に謳われる『著作物は文化の発展に寄与』、『著作物の利用と保護の調和』を第一義に、デジタル化された数多くの著作物をより多くの人に届け、その利用における適正な対価を著作者に還元し、新たな著作物が創造されるよう“著作物の健全なる創造サイクル"の一翼を担うことを目的に事業を行っている。2024年2月に獲得した新規商流の業績寄与並びに既存商流の売上成長により電子書籍流通事業の売上高が好調に推移したことに加え、IP・ソリューション事業において利益改善が進んだ戦略投資事業での営業赤字が縮小したことにより、増収増益となった。
電子書籍流通事業については、「コミックシーモア」「Amazon Kindle」等の電子書店への電子書籍の取次や電子書籍配信ソリューションの提供を行った。2024年2月末時点で、取引先としての出版社は2,200社以上、電子書店は150店以上、取扱コンテンツ数は210万点以上、出版社や電子書店とのキャンペーン管理数は年間1.7万件以上にのぼっており、国内最大の電子書籍取次事業者として出版業界の発展に貢献している。セグメント利益についてはエンジニア人件費の資産振替額が減少した影響等により微増に留まった。売上高は471億3000万円(前年同期比10.1%増)、セグメント利益は25億1400万円(前年同期比0.1%増)となった。
戦略投資事業においては、日本文芸社で、電子書籍のキャンペーン強化による注力コンテンツの売り伸ばしが貢献したほか、紙書籍の出版においては納品部数の適正化を通じた収益構造の改善の取組みが進み、業績は第1四半期に底打ちし第2四半期から改善基調となっている。書籍の要約サービスを提供するフライヤーは、SaaS型のビジネスモデルを展開しており、累計の法人契約数は1,000社を超える等、着実に顧客基盤を拡大した結果、2024年7月度、8月度においては単月黒字を達成した。㈱NTTドコモとの海外向け電子コミック配信サービス開始に向けた業務受託売上、オーディオブック事業におけるAudible提供作品の複数ヒットによる売上増、縦スクロールコミック事業でのオリジナル作品制作からの撤退による一時的な効果などもあった結果、営業赤字が縮小した。
2025年2月期の連結業績は、売上高が前期比4.2%増の980億円、営業利益が同11.3%増の23億円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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