開示会社:イズミ(8273)
開示書類:2025年2月期 第2四半期(中間期) 決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/10/15 15:00
<決算スコア> -1.99
<業績データ>
発表期 2024/08
種別 2Q
売上高(百万円) 238,670
前期比 +2.3% ○
会社予想比 +0.2% ○
QUICKコンセンサス比 +2.4% ○
営業利益(百万円) 12,029
前期比 -22.5% ●
会社予想比 +2.8% ○
QUICKコンセンサス比 +0.9% ○
経常利益(百万円) 12,348
前期比 -21.9% ●
会社予想比 +3.8% ○
純利益(百万円) 8,156
前期比 -22.0% ●
会社予想比 +11.7% ○
実績年間配当(円) 45.00
予想期(通期) 2025/02
売上高(百万円) 527,300
前期比 +11.9% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +0.5% ○
営業利益(百万円) 26,500
前期比 -15.7% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -2.3% ●
経常利益(百万円) 26,300
前期比 -18.6% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -3.8% ●
純利益(百万円) 14,400
前期比 -29.7% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -13.9% ●
予想年間配当(円) 90.00
<要約>
2025年2月期上期の連結業績は、営業収益が前年同期比2.3%増の2386億7000万円、営業利益が同22.5%減の120億2900万円、経常利益が同21.9%減の123億4800万円、純利益が同22%減の81億5600万円だった。
採用難や各種コストの上昇など、小売業界における経営環境は依然として見通しにくい状況が継続している。
既存店舗網の空白地帯である大分市内を中心に4店舗を運営しており、新たな市場への参入、市場占有率の向上とエリア戦略の前進に寄与するものと考えている。連結子会社の株式会社ゆめマート熊本にて、株式会社西友の食品スーパー事業の一部を承継したことに加え、ランサムウェア感染被害により客数が減少した一方、客数回復を最優先に取組んだこと等によるもの。売上総利益は、680億4200万円(前年同期比13億7100万円減)となった。営業収益対比では28.5%となり前年同期に比べて1.3ポイント低下した。販管費については、当該事業承継に伴う人件費や取得関連費用の増加等により、前年同期比25億5100万円(3.1%)増加の841億4100万円となった。営業収益対比では35.3%となり前年同期に比べて0.3ポイント上昇した。
小売周辺事業では、ランサムウェア感染被害の影響により、金融事業や施設管理事業は減収減益となった一方で、飲食事業は社会・経済活動の正常化が一段と進展したことにより増収増益となった。金融事業の株式会社ゆめカードにおいては、当該被害の影響により小売事業の販売が落ち込んだことから、「ゆめか」の手数料収入が減少した。ゆめカードの新規会員募集を一時休止したため、「ゆめか」の発行枚数の伸びは鈍化した。施設管理事業の株式会社イズミテクノにおいては、警備部門や公共施設等の指定管理部門は好調に推移した一方で、工事部門は当該被害の影響により、グループ各社のリニューアル工事の着工遅れ等が発生したことで減収となった。営業収益は224億9900万円(前年同期比3.3%増)、営業利益は24億9100万円(前年同期比9.6%減)となった。
小売事業においては、2月15日に発生したランサムウェア感染被害の影響により、複数の不具合が生じた。商品供給面では、発注システムに支障をきたしたため、一部商品の提供が困難になる不具合が生じた。直営の食品・ライフスタイル売場では、客数が減少したことを主要因として、販売は落ち込んだが、システムが復旧し、営業活動が正常化した5月には、客数の回復とともに販売状況も好転してきた。既存店売上高は前年同期比で0.2%減、同様にテナント専門店を除く直営ベースでは2.6%減となった。営業収益は2300億3000万円(前年同期比2.2%増)、営業利益は93億2200万円(前年同期比25.6%減)となった。
その他の事業において、卸売事業では、販売が低調に推移したことに加え、円安の影響により売上原価が増加した。不動産賃貸事業では安定的な賃料収入を計上した。営業収益は25億3700万円(前年同期比8.9%減)、営業利益は3億600万円(前年同期比23.3%減)となった。
2025年2月期の連結業績は、営業収益が前期比11.9%増の5273億円、営業利益が同15.7%減の265億円を計画。
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