開示会社:中外薬(4519)
開示書類:2024年12月期第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
開示日時:2024/10/25 17:00
<決算スコア> +1.49
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 3Q
売上高(百万円) 868,538
前期比 +3.7% ○
営業利益(百万円) 418,602
前期比 +31.8% ○
純利益(百万円) 295,758
前期比 +26.2% ○
予想期(通期) 2024/12
予想年間配当(円) -
<要約>
2024年12月期3Qの連結業績は、売上収益が前年同期比3.7%増の8685億3800万円、営業利益が同31.8%増の4186億200万円、純利益が同26.2%増の2957億5800万円だった。
売上収益は、製商品売上高は前年並みであったものの、その他の売上収益が伸長し、8685億円(前年同期比3.7%増)となった。国内製商品売上高は、新製品のフェスゴ、バビースモが伸長するとともに、主力品のアクテムラ等が好調に推移した一方、前年同期に計上されたロナプリーブの政府納入や、アバスチンが後発品浸透の影響を受けたことにより、前年同期比で大きく減少した。海外製商品売上高は、ロシュ向けのヘムライブラ輸出の大幅な増加などにより前年同期を大きく上回った。売上収益は、一時金収入の増加に加え、ヘムライブラに関する収入等が増加し1182億円(23.8%増)となった。製商品原価率は、製品別売上構成比の変化等により32.5%と前年同期比で10.6ポイント改善した。
がん領域において、抗悪性腫瘍剤/ALK阻害剤「AF802/RG7853」は、2024年4月に米国で、同年6月に欧州、中国で、同年8月に日本でALK陽性早期非小細胞肺がんに対する術後補助療法に対する適応拡大の承認を取得した。抗CD20/CD3バイスペシフィック抗体「RG7828」は、2024年3月に、濾胞性リンパ腫(三次治療)を対象として承認申請を行った。抗悪性腫瘍剤/抗PD-L1ヒト化モノクローナル抗体「RG7446」は、2024年3月に、胞巣状軟部肉腫を対象として承認申請を行った。第Ⅲ相国際共同治験「IMvoke010試験」の結果に鑑み、頭頸部がん(維持療法)を対象とする開発を中止した。
免疫疾患領域において、免疫抑制剤「セルセプト」は、2024年2月に、全身性強皮症に伴う間質性肺疾患を対象として公知申請を行い、同年6月に適応拡大の承認を取得した。補体B因子mRNAに対するアンチセンスオリゴヌクレオチド「RG6299/ASO factor B」は、IgA腎症を対象として、2024年2月に第Ⅰ相臨床試験を、同年5月に第Ⅲ相国際共同治験「IMAGINATION試験」を開始した。カイ」)は、ロシュ社がポートフォリオの見直しの一環としてループス腎炎を対象とする開発を中止したことを受け、パイプラインから除外した。
神経疾患領域において、脊髄性筋萎縮症治療剤「RG7916」は、2024年2月に、未発症の脊髄性筋萎縮症に対する適応拡大の承認申請を行い、同年9月に適応拡大の承認を取得した。マイクロジストロフィン遺伝子治療「RG6356/SRP-9001」は、2024年8月に、デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)を対象として承認申請を行った。抗タウヒト化モノクローナル抗体「RG6100」は、ロシュが海外で実施した臨床試験の結果に鑑み、アルツハイマー病を対象とする開発を中止した。ンスプリング」)は、第Ⅲ相国際共同治験「Luminesce試験」の結果に鑑み、全身型重症筋無力症を対象とする開発を中止した。
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