開示会社:コクヨ(7984)
開示書類:2024年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/10/28 16:00
<決算スコア> -3.27
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 3Q
売上高(百万円) 251,549
前期比 +1.1% ○
営業利益(百万円) 17,510
前期比 -11.0% ●
経常利益(百万円) 19,197
前期比 -11.4% ●
純利益(百万円) 16,374
前期比 +10.1% ○
予想期(通期) 2024/12
売上高(百万円) 338,000
前期比 +2.8% ○
会社予想比 -4.8% ●
QUICKコンセンサス比 -3.3% ●
営業利益(百万円) 21,500
前期比 -9.8% ●
会社予想比 -12.2% ●
QUICKコンセンサス比 -13.6% ●
経常利益(百万円) 23,500
前期比 -9.6% ●
会社予想比 -7.8% ●
QUICKコンセンサス比 -12.1% ●
純利益(百万円) 21,400
前期比 +12.2% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -4.1% ●
予想年間配当(円) 76.00
<要約>
2024年12月期3Qの連結業績は、売上高が2515億4900万円、営業利益が175億1000万円、経常利益が191億9700万円、純利益が163億7400万円だった。
売上高は、ファニチャー事業においてオフィス移転案件やリニューアル案件の獲得が進捗したことで、前年同期比1.1%増の2515億円となった。売上総利益は、原材料価格の高騰影響を受けたものの、売価改定の浸透等の取り組みにより、前年同期比3.1%増の997億円、売上総利益率は、前年同期比0.8ポイント上昇の39.6%となった。事業領域拡大のために積極的な戦略経費支出等を行った結果、販管費は、前年同期比6.7%増の822億円、売上高販管費率は、前年同期比1.7ポイント上昇の32.7%となった。
ワークスタイル領域において、ファニチャー事業は、働き方の変化に伴う旺盛なオフィス需要の獲得と、Kokuyo Hong Kong Limited(以下、コクヨ香港)を活用した海外事業の成長により、コクヨ全社の業績を牽引することを目指している。売上高は、前年同期比0.9%増の1,185億円となった。営業利益は、前年同期比5.3%減の169億円となった。売価改定の浸透等により収益性が改善したほか、大規模顧客向けソリューションシステムが好調に推移している。売上高は、前年同期比1.6%増の746億円となった。営業利益は、前年同期比19.7%増の34億円となった。
ライフスタイル領域において、ステーショナリー事業は、SNSなどを通じた自己表現ニーズの高まりにより付加価値文具市場が拡大する中で、本格的なグローバル展開を見据えた体制変革を実施し、グローバル成長による増収増益を目指していく。日本では、売価改定の浸透や事業リソースの最適化等により収益性の改善が進むほか、ECの拡大が進捗している。売上高は、前年同期比0.5%減の636億円となった。営業利益は、前年同期比4.1%減の51億円となった。円安の進行等により収益性は低下したが、販売促進活動が奏功したほかEC事業が順調に推移したことにより増収となった。売上高は、前年同期比4.3%増の156億円となった。営業利益は、前年同期比21.3%減の3億円となった。
2024年12月期の連結業績は、売上高が前期比2.8%増の3380億円、営業利益が同9.8%減の215億円を計画。
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【決算スコアについて】
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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