開示会社:コマツ(6301)
開示書類:2025年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔米国基準〕(連結)
開示日時:2024/10/29 15:00
<決算スコア> +0.46
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 1,968,066
前期比 +8.0% ○
営業利益(百万円) 303,427
前期比 +2.2% ○
経常利益(百万円) 278,654
前期比 -3.3% ●
純利益(百万円) 201,729
前期比 -1.9% ●
実績年間配当(円) 83.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 3,988,000
前期比 +3.2% ○
会社予想比 +3.3% ○
QUICKコンセンサス比 +1.7% ○
営業利益(百万円) 573,000
前期比 -5.6% ●
会社予想比 +2.9% ○
QUICKコンセンサス比 -5.0% ●
経常利益(百万円) 532,000
前期比 -7.6% ●
会社予想比 +2.7% ○
QUICKコンセンサス比 -8.1% ●
純利益(百万円) 376,000
前期比 -4.4% ●
会社予想比 +8.4% ○
QUICKコンセンサス比 -2.6% ●
予想年間配当(円) 167.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比8%増の1兆9680億6600万円、営業利益が同2.2%増の3034億2700万円、経常利益が同3.3%減の2786億5400万円、純利益が同1.9%減の2017億2900万円だった。
コマツは、2025年3月期をゴールとする3カ年の中期経営計画「DANTOTSU Value - Together,to “The Next" for sustainable growth」において、イノベーションによる成長の加速、稼ぐ力の最大化、レジリエントな企業体質の構築を成長戦略の3本柱として掲げている。顧客価値創造を通じた収益向上とESG課題解決の好循環による持続的成長を目指すサステナビリティ経営を重視し、需要変動に左右されにくい事業構造の構築に向け、活動を進めている。利益については、建設機械・車両部門は販売量減少やコストの増加などの影響により減益となったが、リテールファイナンス部門及び産業機械部門が増益となり、営業利益は3034億円(前年同期比2.2%増加)となった。
建設機械・車両において、日本では、レンタル向けの需要が減少したものの、販売価格の改善などの効果もあり、売上高は前年同期並みに推移した。売上高は、鉱山機械の販売増加や、円安の影響などにより、前年同期を上回った。中南米では、一般建機の需要は減少したものの、鉱山機械の販売増加や、円安の影響、販売価格の改善の効果などにより売上高は前年同期を上回った。欧州では、エネルギー価格の高止まりなどの影響で、主要市場であるドイツ、英国、フランスを中心に一般建機の需要が減少したことから、売上高は前年同期を下回った。CISでは、中央アジアにて鉱山機械の販売が増加したものの、ウクライナ情勢に起因したサプライチェーン及び金融・経済の制約の影響から、売上高は前年同期を下回った。中国では、不動産市況の低迷などに起因した経済活動の停滞は継続しているものの、需要の増加により、売上高は前年同期を上回った。
産業機械他部門では、自動車産業向けの大型プレス及び工作機械の販売増加や、半導体産業向けエキシマレーザー関連事業でのメンテナンス売上げ増加などにより、売上高は968億円(前年同期比13.8%増加)、セグメント利益は78億円(前年同期比77.3%増加)となった。
リテールファイナンス部門では、受取金利率の上昇や円安の影響、金融債権の増加などにより、売上高は618億円(前年同期比30.1%増加)、セグメント利益は148億円(前年同期比14.1%増加)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比3.2%増の3兆9880億円、営業利益が同5.6%減の5730億円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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