開示会社:山崎パン(2212)
開示書類:2024年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/10/29 15:00
<決算スコア> -0.57
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 3Q
売上高(百万円) 919,593
前期比 +8.7% ○
営業利益(百万円) 38,785
前期比 +39.2% ○
経常利益(百万円) 41,296
前期比 +34.0% ○
純利益(百万円) 26,806
前期比 +42.1% ○
予想期(通期) 2024/12
売上高(百万円) 1,234,000
前期比 +5.0% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -1.6% ●
営業利益(百万円) 54,500
前期比 +29.9% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -3.8% ●
経常利益(百万円) 59,000
前期比 +29.6% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -2.2% ●
純利益(百万円) 36,500
前期比 +21.0% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -2.5% ●
予想年間配当(円) 38.00
<要約>
2024年12月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比8.7%増の9195億9300万円、営業利益が同39.2%増の387億8500万円、経常利益が同34%増の412億9600万円、純利益が同42.1%増の268億600万円だった。
物価上昇により顧客の生活防衛意識が高まり、節約志向や低単価志向が強まる中で、糖類や油脂、包材等原材料価格の高止まりに加え、人件費や物流費等の上昇もあり、厳しい経営環境となった。
「いのちの道」の教えに従い、すべての仕事を種蒔きの仕事から開始する営業・生産が一体となった部門別製品施策・営業戦略、小委員会による「なぜなぜ改善」を推進し、主力製品の品質向上をはかるとともに、2極化・3極化戦略によって低価格製品を充実する一方で、女性製品開発担当者を中心に付加価値を付けた製品開発に取り組むなど、変化する顧客のニーズに対応した隙のない製品対応を推進した。当第3四半期以降、昨年7月に実施したパン類の価格改定の効果が一巡することを見据えた製品施策・営業戦略として、本年1月から「ダブルソフト」において新規技術を導入した抜本的な品質改善を実施し、リニューアル発売した。
昨年7月に実施した価格改定の寄与や2極化・3極化戦略が奏功し、山崎製パン㈱単体の食パン、菓子パンが好調に推移したことに加え、連結子会社の業績が改善したこともあり、増収増益となった。
食品事業においては、本年1月に新規技術により品質を向上させた「ダブルソフト」が大きく伸長し、前年同期の売上を上回った。「薄皮たまごぱん」等の惣菜製品を新たにラインアップしたミニパンの薄皮シリーズが伸長するとともに、前第4四半期に新規連結した㈱YKベーキングカンパニーの売上寄与もあり、前年同期の売上を大きく上回った。「北海道チーズ蒸しケーキ」の伸長や低価格製品の「やまざき蒸しパン」シリーズの寄与もあり蒸しパンが伸長し、前年同期の売上を上回った。コンビニエンスストア向け製品が好調に推移し、前年同期の売上を上回った。製菓・米菓・その他商品類は、㈱不二家の「カントリーマアム」やヤマザキビスケット㈱の「チップスター」、㈱東ハトの「ポテコ」等、各社の主力品が好調に推移し、前年同期の売上を上回った。
流通事業において、デイリーヤマザキのコンビニエンスストア事業については、戦略製品・戦略商品開発推進チームと連携して、デイリーホット商品や「ランチパック大盛り」シリーズ等、女性製品開発担当者による魅力ある商品開発を推進し、顧客に喜ばれるヤマザキ独自のコンビニエンスストアチェーンをめざした。松戸・杉並ドミナントプロジェクトにおいてデイリーホットの品質向上や収益改善などに取り組むとともに、店舗開発や店舗改装によるヤマザキらしい店づくりに取り組んだ。チェーン全店売上高が前年同期を上回るとともに、営業総収入は直営店舗数の増加もあり増収となった。流通事業の売上高は560億100万円(対前年同期比112.2%)、営業損失は8億2900万円(前年同期は13億6000万円の営業損失)となった。
その他の事業については、売上高は107億4900万円(対前年同期比104.5%)、営業利益は21億2400万円(対前年同期比111.2%)となった。
2024年12月期の連結業績は、売上高が前期比5%増の1兆2340億円、営業利益が同29.9%増の545億円を計画。
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