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3Dマトリックス(7777) 大腸憩室出血を対象とした医師主導特定臨床研究(多施設共同研究)開始のお知らせ

記事公開日 2024/10/29 15:30 最終更新日 2024/10/29 15:30

開示会社:3Dマトリックス(7777)
開示書類:大腸憩室出血を対象とした医師主導特定臨床研究(多施設共同研究)開始のお知らせ
開示日時:2024/10/29 15:30

<引用>
当社の自己組織化ペプチド技術を用いた吸収性局所止血材「ピュアスタット」について、佐賀大学医学部附属病院にて大腸憩室出血に対する内視鏡的止血術の有効性と安全性を評価するための多施設共同の特定臨床研究が開始されました。

<引用詳細>
大腸憩室保有率は日本では23.9%(平均年齢52歳)、米国では42~60%(平均年齢55歳)であり1)、その出血率は年々増加傾向にあると報告されております2)。大腸憩室出血に対する現在の標準的な内視鏡的治療方法は、主にEndoscopicBandLigation(EBL)、クリッピングによる止血術が広く行われておりますが、術後30日以内の再出血率はEBL13.2%、クリッピング24.6%といずれも高く、より効果的な術中の止血方法が求められております。ピュアスタットは2021年12月より日本にて保険償還され、消化性潰瘍や癌性出血、大腸憩室出血など、様々な消化管出血に対する内視鏡的止血術において使用されております。本研究の目的は緊急大腸内視鏡的止血術の必要な患者を対象に、ピュアスタットを用いた止血術(EBLまたはClippingとの併用療法)を行い、再出血率などの治療成績、有害事象に関するデータを前向きに収集し、その有効性と安全性を検証することです。なお、本件による通期の業績への影響はございません。引用文献1)大腸憩室ガイドライン2)KobayashiK,NagataN,FurumotoY,etal.Effectivenessandadverseeventsofendoscopicclippingversusbandligationforcolonicdiverticularhemorrhage:alarge-scalemulticentercohortstudy.Endoscopy.2022;54:735-744.



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