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JR東海(9022) 2Q決算発表 決算スコア:+0.83

記事公開日 2024/10/29 15:30 最終更新日 2024/10/29 15:30

開示会社:JR東海(9022)
開示書類:令和7年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/10/29 15:30

<決算スコア> +0.83

<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 873,865
前期比 +6.9% ○
営業利益(百万円) 365,209
前期比 +17.0% ○
経常利益(百万円) 335,467
前期比 +20.4% ○
純利益(百万円) 233,647
前期比 +19.8% ○
実績年間配当(円) 15.00

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 1,762,000
前期比 +3.0% ○
会社予想比 +1.3% ○
QUICKコンセンサス比 -1.0% ●
営業利益(百万円) 624,000
前期比 +2.7% ○
会社予想比 +2.6% ○
QUICKコンセンサス比 -2.9% ●
経常利益(百万円) 563,000
前期比 +2.9% ○
会社予想比 +3.3% ○
QUICKコンセンサス比 -2.8% ●
純利益(百万円) 392,000
前期比 +2.0% ○
会社予想比 +2.9% ○
QUICKコンセンサス比 -3.0% ●
予想年間配当(円) 30.00


<要約>
 2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比6.9%増の8738億6500万円、営業利益が同17%増の3652億900万円、経常利益が同20.4%増の3354億6700万円、純利益が同19.8%増の2336億4700万円だった。

 事業の中核である鉄道事業における安全の確保を最優先に、サービスの充実、社員の業務遂行能力の向上、設備の強化に取り組んだ。上で、生活様式や働き方の変化によりニーズが多様化していることや、労働力人口の減少に伴い業務のあり方の変革が求められていることなど、を取り巻く環境の大きな変化を踏まえ、ICT等の最新の技術を活用して効率的な業務執行体制を構築する「業務改革」と新しい発想による「収益の拡大」の2つを柱とした経営体力の再強化に取り組んだ。脱線・逸脱防止対策等の地震対策や大規模改修工事を進めた。全体の輸送実績(輸送人キロ)は、前年同期比3.9%増の308億1千7百万人キロとなった。中間配当金については、4月に公表した配当予想のとおり、1株当たり15円とさせていただく。

 運輸業において、東海道新幹線については、「のぞみ12本ダイヤ」を活用して、需要にあわせた弾力的な列車設定を行った。名古屋駅で東海道本線下りホーム及び中央本線ホームへの可動柵設置工事を進めるとともに、刈谷駅でホームの拡幅、可動柵設置等に向けた工事を進め、名古屋駅の東海道本線下りホームについて、昨年度の6番線ホームでの可動柵の使用開始に続いて、5番線ホームで可動柵の使用を開始するなど、安全・安定輸送の確保と輸送サービスの充実に取り組んだ。輸送実績(輸送人キロ)は、東海道新幹線は前年同期比4.1%増の264億7千8百万人キロ、在来線は前年同期比2.9%増の43億4千万人キロとなった。営業収益は前年同期比7.1%増の7194億円、営業利益は前年同期比17.7%増の3411億円となった。

 流通業においては、「タカシマヤゲートタワーモール」において開業以来最大規模となるリニューアルを完了するなど、収益力の強化に取り組んだ。駅売店等について、土産品、弁当等をワンストップで購入できるように集約・大型化するとともに、多様なニーズに対応した商品を取り揃えることで、便利で魅力ある店舗づくりを進めた。駅やホテルの人気商品やオリジナル鉄道グッズ等を取り揃えた多彩なオンラインショップが集うショッピングサイト「JR東海MARKET」では、東海道新幹線開業60周年の記念商品を販売するなど、商品力の強化に取り組んだ。営業収益は前年同期比7.1%増の827億円、営業利益は前年同期比28.5%増の75億円となった。

 不動産業においては、三島駅、新横浜駅、岐阜駅、名古屋駅の駅商業施設のリニューアルや静岡駅近隣の高架下開発を進めるなど、競争力、販売力の強化に取り組んだ。社宅跡地等の開発について、稲沢市内の宅地分譲「セントラルガーデン・ステージ稲沢駅前Ⅱ」の販売等を進めた。駅構内や駅直結ビルにおけるワークスペース「EXPRESS WORK」の拡充を進めた。営業収益は前年同期比1.9%増の419億円、営業利益は前年同期比3.2%増の124億円となった。

 2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比3%増の1兆7620億円、営業利益が同2.7%増の6240億円を計画。



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【決算スコアについて】
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 スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
 あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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