開示会社:日清粉G(2002)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/10/30 15:30
<決算スコア> -0.90
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 429,513
前期比 +0.6% ○
会社予想比 -0.1% ●
QUICKコンセンサス比 -0.9% ●
営業利益(百万円) 26,010
前期比 +2.0% ○
会社予想比 +2.0% ○
QUICKコンセンサス比 -6.2% ●
経常利益(百万円) 27,076
前期比 +2.1% ○
会社予想比 +2.2% ○
純利益(百万円) 20,363
前期比 +10.4% ○
会社予想比 +1.8% ○
実績年間配当(円) 25.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 870,000
前期比 +1.4% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +1.1% ○
営業利益(百万円) 51,000
前期比 +6.7% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -1.0% ●
経常利益(百万円) 53,000
前期比 +6.0% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -1.2% ●
純利益(百万円) 39,000
前期比 +22.9% ○
会社予想比 +2.6% ○
QUICKコンセンサス比 +5.9% ○
予想年間配当(円) 55.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比0.6%増の4295億1300万円、営業利益が同2%増の260億1000万円、経常利益が同2.1%増の270億7600万円、純利益が同10.4%増の203億6300万円だった。
売上高は海外製粉事業における出荷増及び為替換算影響、酵母・バイオ事業における販売増等が影響した。利益面では、各事業において原材料費や輸送費、労務費等のコスト上昇が継続する中、海外製粉事業及びメッシュクロス事業の業績が堅調に推移したことにより、営業利益は増加、経常利益は増加となった。
親会社株主に帰属する中間純利益は、投資有価証券売却益の計上もあった。
製粉事業(単位:百万円)において、国内製粉事業については、インバウンドをはじめとした人流の増加に伴う外食需要等の拡大に加え、拡販への取組み効果もあり、出荷は前年を上回った。本年4月に輸入小麦の政府売渡価格が5銘柄平均で0.6%引き下げられたこと、及び輸送費の上昇を踏まえ、7月に業務用小麦粉の価格改定を実施した。海外製粉事業については、出荷が堅調に推移し、為替換算影響もあり、売上高は前年を上回った。製粉事業の売上高は2287億3700万円(前年同期比100.4%)となった。営業利益は、国内製粉事業は製造コスト等の上昇により減益となったものの、海外製粉事業の業績が堅調に推移したことにより、154億7800万円(前年同期比105.1%)となった。
食品事業(単位:百万円)において、加工食品事業については、国内においては消費者の節約志向が継続しているが、家庭用製品において「マ・マー早ゆでスパゲティ」をはじめとしたパスタ等の出荷が堅調に推移した。海外での業務用プレミックスの出荷増もあり、売上高は前年を上回った。酵母・バイオ事業については、バイオ事業における培養用基材の出荷増及びインドイースト事業における販売数量の増加等により、売上高は前年を上回った。健康食品事業については、医薬品原薬及び消費者向け製品の出荷減により、売上高は前年を下回った。食品事業の売上高は1019億3200万円(前年同期比102.8%)となった。営業利益は、加工食品事業での為替影響による原材料費及び輸送費等のコスト上昇や健康食品事業の出荷減等により、39億2700万円(前年同期比83.7%)となった。
中食・惣菜事業(単位:百万円)において、中食・惣菜事業については、インバウンド需要の増加等に伴い販売が堅調に推移したことにより、売上高は785億3500万円(前年同期比100.6%)となった。営業利益は、原材料費・労務費等のコスト上昇があったものの、販売増及び生産性の向上により、33億9800万円(前年同期比100.1%)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比1.4%増の8700億円、営業利益が同6.7%増の510億円を計画。
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