開示会社:マースGHD(6419)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/10/30 16:00
<決算スコア> -0.32
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 25,552
前期比 +47.3% ○
会社予想比 +0.2% ○
営業利益(百万円) 7,996
前期比 +37.2% ○
会社予想比 +2.5% ○
経常利益(百万円) 8,470
前期比 +34.3% ○
会社予想比 +2.0% ○
純利益(百万円) 5,124
前期比 +17.6% ○
会社予想比 +2.5% ○
実績年間配当(円) 120.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 41,800
前期比 +14.3% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 12,200
前期比 +4.3% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 13,100
前期比 +4.8% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 8,200
前期比 -4.5% ●
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 195.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比47.3%増の255億5200万円、営業利益が同37.2%増の79億9600万円、経常利益が同34.3%増の84億7000万円、純利益が同17.6%増の51億2400万円だった。
アミューズメント関連事業、スマートソリューション関連事業、ホテル・レストラン関連事業の各事業を通じて顧客の「満足」を勝ち取るために新たな付加価値の追求をしてきた。売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益は、すべてにおいて前年を上回り、過去最高を更新した。
アミューズメント関連事業においては、パチンコホールではスマート遊技機の導入が進み、スマートパチスロ増台のための改装工事が活発化する等、パチスロ市場におけるスマートパチスロの普及率は40%を超えた。パチンコ市場においては、スマートパチンコの普及率は数%程度に留まっているが、新たな規制に対応した遊技機の導入が始まったことから今後の市場拡大が期待されている。スマート遊技機専用ユニットを中心に、少人数でホール運営が可能なパーソナルPCシステム(以下「パーソナル」)及び遊技データ等の収集・AI分析が可能な「マースユニコン」等、豊富なラインナップを武器にトータルシステムでの提案・販売を行い、スマート遊技機専用ユニットの販売は好調に推移した。
スマートソリューション関連事業は、AI、ロボット、高度なデータ処理等の技術やRFIDの活用により、現在のシステムと情報システムを融合し、作業の効率化や人材不足といった社会的課題を解決する製品やサービスを生み出し続けていくことを使命としている。主要販売先となる自動認識システム業界は、バーコードやRFIDを活用して製品の追跡や在庫管理の効率化を図ることができるため、小売業や製造業など幅広い分野で活用されており、今後も新技術の導入や用途の拡大等、市場の更なる成長が期待されている。子会社の株式会社マーストーケンソリューションでは、需要の拡大が見込まれる画像処理分野において新製品の開発に取り組んだ。スマートソリューション関連事業の売上高は、26億5000万円(前年同期比2.3%減)、セグメント利益は2億1800万円(7.1%減)となった。
ホテル・レストラン関連事業において、ホテル業界ならびに外食業界は、社会経済活動の正常化により観光や外食の需要が回復に向かっており、円安の影響を受けてインバウンド需要が大幅に拡大していることから、回復基調で推移した。依然として深刻な人手不足や原材料価格の高騰による運営コストの増加、観光客の大幅な増加で発生するオーバーツーリズムが課題となっており、今後の対応が求められている。「マースガーデンホテル博多」及び「マースガーデンウッド御殿場」では、顧客に寄り添った最高のホスピタリティの提供、マースガーデンクラブ会員獲得の強化やSNSを活用したマーケティング戦略を実施し、ロイヤルカスタマーの獲得に注力した。ホテル・レストラン関連事業の売上高は、12億2700万円(前年同期比17.0%増)、セグメント利益は400万円(前年同期は4900万円のセグメント損失)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比14.3%増の418億円、営業利益が同4.3%増の122億円を計画。
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【決算スコアについて】
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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