開示会社:第一三共(4568)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)
開示日時:2024/10/31 13:00
<決算スコア> +3.69
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 882,727
前期比 +21.5% ○
営業利益(百万円) 186,900
前期比 +96.6% ○
経常利益(百万円) 192,586
前期比 +88.6% ○
純利益(百万円) 146,675
前期比 +51.2% ○
実績年間配当(円) 30.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 1,830,000
前期比 +14.3% ○
会社予想比 +4.6% ○
QUICKコンセンサス比 +0.6% ○
営業利益(百万円) 280,000
前期比 +32.3% ○
会社予想比 +21.7% ○
QUICKコンセンサス比 +12.2% ○
経常利益(百万円) 285,000
前期比 +20.1% ○
会社予想比 +21.3% ○
QUICKコンセンサス比 +8.9% ○
純利益(百万円) 225,000
前期比 +12.1% ○
会社予想比 +18.4% ○
QUICKコンセンサス比 +5.9% ○
予想年間配当(円) 60.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上収益が前年同期比21.5%増の8827億2700万円、営業利益が同96.6%増の1869億円、経常利益が同88.6%増の1925億8600万円、純利益が同51.2%増の1466億7500万円だった。
DS-8201)、リクシアナ(一般名:エドキサバン)等の伸長及び円安の進行による為替の増収影響等により、増収となった。売上原価は、売上収益が増加したものの、製品構成の変化に伴う原価率改善等により、46億円(2.5%)増加の1,930億円に留まった。販管費は、エンハーツに係るアストラゼネカとのプロフィット・シェアの増加による費用増等により、532億円(19.2%)増加の3,299億円となった。第一三共エスファ株式会社の株式譲渡益の計上等により、一過性の収益が増加したため、コア営業利益に比べて増益額が拡大した。
為替差損益の悪化等により、金融収支が悪化したため、営業利益に比べて増益額が減少した。第一三共エスファ株式会社の譲渡決定に伴う税効果会計の影響等により、前年同期の法人税等が減少していた一方、当中間期はその影響がなく、法人税等が増加したため、税引前中間利益に比べて増益額が減少した。中間包括利益合計額は、海外子会社の純資産に係る為替換算差額が減少したことにより、前年同期比660億円(37.5%)減益の1,101億円となった。
ジャパンビジネスユニットにおいて、当ユニットの売上収益は、リクシアナ、エンハーツ、タリージェ等が伸長したものの、第一三共エスファ株式会社の連結除外に伴い、2024年4月以降、ジェネリック事業の製品の売上収益が含まれなくなったことから、前年同期比72億円(2.9%)減収の2397億円となった。
オンコロジービジネスユニットにおいて、当ユニットの売上収益は、欧米におけるエンハーツの伸長により、前年同期比667億円(44.8%)増収の2155億円、現地通貨ベースでは、357百万米ドル(33.8%)増収の1,412百万米ドルとなった。
EUスペシャルティビジネスユニットにおいて、当ユニットの売上収益は、リクシアナ、Nilemdo/Nustendiの伸長により、前年同期比317億円(36.7%)増収の1182億円、現地通貨ベースでは149百万ユーロ(26.4%)増収の712百万ユーロとなった。
2025年3月期の連結業績は、売上収益が前期比14.3%増の1兆8300億円、営業利益が同32.3%増の2800億円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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