開示会社:アイネット(9600)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信[日本基準](連結)
開示日時:2024/10/31 15:00
<決算スコア> -0.81
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 18,875
前期比 -0.5% ●
営業利益(百万円) 1,025
前期比 -34.9% ●
経常利益(百万円) 1,020
前期比 -36.3% ●
純利益(百万円) 1,005
前期比 -3.5% ●
実績年間配当(円) 28.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 40,420
前期比 +7.0% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 3,250
前期比 +12.6% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 3,225
前期比 +9.9% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 2,625
前期比 +19.5% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 56.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比0.5%減の188億7500万円、営業利益が同34.9%減の10億2500万円、経常利益が同36.3%減の10億2000万円、純利益が同3.5%減の10億500万円だった。
情報サービス業界においては、企業の働き方改革や非接触対応等を目的とした業務効率化システムへの引き合いが活発化している。
中期経営計画(2022年4月-2025年3月)における最終年度を迎えている。計数目標である「売上高400億円、営業利益32億円、営業利益率8.0%、ROE10%以上」を達成すべく、グループ一丸となり、業容拡大に努めている。売上高は、第2四半期単体で大きく伸ばすことが出来たが、第1四半期の落ち込みをカバーするに至らなかった。データセンター・クラウドサービス、及びサービスステーション(「SS」、「ガソリンスタンド」)向け受託計算サービスの売上高は堅調に推移しており、メーリングサービスの売上高についても前年同期比でプラスとなった。システム開発サービスは、一部案件において開発が遅れたことなどにより、全体的に売上が伸び悩み、前年同期比で減収となった。
親会社株主に帰属する中間純利益は、保有する投資有価証券の売却益を計上したため、前年同期比で若干減にとどまった。
システム開発サービスにおいては、売上高は104億8600万円(前年同期比2.2%減)、売上総利益は22億4200万円(9.7%減)となった。システム開発を手掛けるグループ会社2社の業績が好調に推移する一方で、単独の売上が伸び悩み、開発原価も嵩んだことから、連結ベースでの収益が伸びなかった。主要顧客であるエネルギー産業向けのソフトウエア開発の進捗が振るわず、流通業向けの受託開発売上も想定を下回った。人工衛星などの開発を手掛ける宇宙衛星事業は好調に推移し、同サービスの業績の落ち込みを、ある程度下支えする形となった。
情報処理サービスにおいては、売上高は75億2500万円(前年同期比1.3%増)、売上総利益は13億5400万円(12.4%減)となった。顧客のデータセンター利用に対するニーズは依然旺盛であり、データセンター・クラウド事業の売上は順調に推移している。基幹事業であるエネルギー産業向け受託計算サービスの売上も堅調である。プロパンガス販売会社向けスマートメーター・サービスであるプロパネットは好調に推移した。メーリングサービスは第1四半期に大型案件の失注があり、同四半期に売上が一時的に落ち込んだが、前年同期比でプラスとなった。
システム機器販売においては、売上高は8億6300万円(前年同期比4.8%増)、売上総利益は2億1900万円(9.7%増)となった。情報処理サービスの顧客向けの機器販売が順調に推移し、増収増益を確保した。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比7%増の404億2000万円、営業利益が同12.6%増の32億5000万円を計画。
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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