開示会社:ANA(9202)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕
開示日時:2024/10/31 15:00
<決算スコア> -1.22
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 1,099,587
前期比 +9.7% ○
営業利益(百万円) 108,374
前期比 -16.5% ●
経常利益(百万円) 112,383
前期比 -11.7% ●
純利益(百万円) 80,778
前期比 -13.3% ●
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 2,220,000
前期比 +8.0% ○
会社予想比 +1.4% ○
QUICKコンセンサス比 +0.7% ○
営業利益(百万円) 170,000
前期比 -18.2% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -9.0% ●
経常利益(百万円) 170,000
前期比 -18.1% ●
会社予想比 +6.3% ○
QUICKコンセンサス比 -4.1% ●
純利益(百万円) 120,000
前期比 -23.6% ●
会社予想比 +9.1% ○
QUICKコンセンサス比 -2.2% ●
予想年間配当(円) 50.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比9.7%増の1兆995億8700万円、営業利益が同16.5%減の1083億7400万円、経常利益が同11.7%減の1123億8300万円、純利益が同13.3%減の807億7800万円だった。
航空業界を取り巻く環境は、ウクライナや中東地域情勢等の地政学リスクが懸念されるが、旅客需要は回復基調が続いている。
わが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中、景気については一部に足踏みが残るものの、緩やかに回復している。社会・経済情勢の下、航空事業を中心に増収となったことから、売上高は1兆995億円となったが、運航規模の拡大に伴う整備機会の増加や人財への投資を進めたこと等から費用が増加し、営業利益は1083億円となり、前年同期と比べて減益となった。
航空機等に関わる各種補償金や為替差益を計上したこと等から、経常利益は1123億円、親会社株主に帰属する中間純利益は807億円となった。
売上高366億円(前年同期比7.3%減) 営業損失6億円(前年同期営業利益10億円)海外旅行については、ハワイやアジア方面における需要を取り込んだことから、取扱高が増加した。国内旅行については、マイル支払いが可能となったことから、「ANAトラベラーズホテル」や「ANAトラベラーズレンタカー」等の素材販売が好調であったものの、全国旅行支援の効果があった前年同期と比べてダイナミックパッケージ商品の取扱高が減少した。売上高は前年同期を下回り、営業損失を計上した。
航空事業においては、旺盛な訪日需要と国内のレジャー需要に支えられ、国際線・国内線ともに旅客需要が好調に推移し、売上高・旅客数ともに前年同期を上回った。費用面では整備費や人件費、燃油費等を中心に増加したことから、営業利益は前年同期と比べて減益となった。国際線旅客では、好調な訪日需要に加え、日本発のレジャー需要やビジネス需要を積極的に取り込んだ結果、旅客数・収入ともに前年同期を上回った。国内線旅客では、台風等による悪天候の影響を受けたものの、「ANA SUPER VALUEセール」を継続的に実施しレジャー需要の喚起と早期取り込みに努めたことや、運賃を一部改定したことにより、旅客数、収入ともに前年同期を上回った。
航空関連事業においては、外国航空会社の就航便数拡大に伴い、空港地上支援業務や機内食関連業務の受託が増加したほか、国際貨物の取扱高が拡大したことにより、売上高は前年同期を上回ったものの、人件費が増加したこと等から、営業利益は前年同期を下回った。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比8%増の2兆2200億円、営業利益が同18.2%減の1700億円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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