開示会社:エンプラス(6961)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/10/31 15:00
<決算スコア> -1.29
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 19,700
前期比 +2.6% ○
会社予想比 -1.5% ●
営業利益(百万円) 3,354
前期比 +28.2% ○
会社予想比 +8.2% ○
経常利益(百万円) 3,144
前期比 +1.6% ○
会社予想比 -4.7% ●
純利益(百万円) 2,094
前期比 +16.5% ○
会社予想比 -4.8% ●
実績年間配当(円) 30.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 41,500
前期比 +9.8% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 6,600
前期比 +42.1% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 7,000
前期比 +33.0% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 4,800
前期比 +39.4% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 60.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比2.6%増の197億円、営業利益が同28.2%増の33億5400万円、経常利益が同1.6%増の31億4400万円、純利益が同16.5%増の20億9400万円だった。
持続的な成長の実現のために、成長市場であり人と地球のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を高める領域をEssential領域と定め、この領域への事業ポートフォリオの転換を進めていく。独創的アイデアと総合技術により、最終顧客まで見据えた課題解決を実現し、多様化する顧客ニーズに対して新たな価値を提供していく。不連続な変化が続く時代において、持続的な成長を実現するために重要な経営基盤である人材への投資を積極的に進めていく。前年同期比較については、変更後の算定方法により組み替えた数値で比較分析している。
Semiconductor事業においては、各種ICテスト用ソケット、バーンインソケットは、サーバー用途および自動車用途で市場の落ち込みが継続し、売上高は低調に推移した。半導体需要の調整は、当初想定より長引いているものの、注力しているサーバーや自動車用途の需要は中期的には増加傾向が続くと予想され、将来の成長に向けたテスト用ソケットに関する技術開発等への投資を積極的に進めている。売上高は82億5600万円(前年同期比5.0%減)、セグメント営業利益は10億2200万円(前年同期比5.7%減)となった。
EnergySavingSolution事業においては、自動車用部品は自動車生産台数減少の影響を受けたものの、自動車の電装化に対応した低騒音・高効率ギヤソリューションビジネスの拡大により、売上高は堅調に推移した。売上高は69億9500万円(前年同期比11.4%増)、セグメント営業利益は4億3200万円(前年同期比51.9%増)となった。
DigitalCommunication事業において、光通信関連の光学デバイスは、AI用途等のハイエンド領域において高いシェアを維持し、売上高は堅調に推移した。顧客の次世代製品への移行を踏まえた在庫調整等により、第1四半期連結会計期間より売上高は減少した。次世代製品の量産立ち上げに向け、製品開発や受注拡大などの取組みを進めている。LED用拡散レンズは、液晶テレビ市場の需要減少が継続し、売上高は低調に推移した。売上高は29億7800万円(前年同期比0.2%増)、セグメント営業利益は17億300万円(前年同期比7.4%増)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比9.8%増の415億円、営業利益が同42.1%増の66億円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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