開示会社:ベルーナ(9997)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/10/31 15:00
<決算スコア> -1.43
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 97,127
前期比 +1.1% ○
会社予想比 -0.9% ●
営業利益(百万円) 3,570
前期比 +15.3% ○
会社予想比 +2.0% ○
経常利益(百万円) 4,143
前期比 -4.2% ●
会社予想比 +3.6% ○
純利益(百万円) 2,565
前期比 -21.4% ●
会社予想比 -8.4% ●
実績年間配当(円) 14.50
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 217,000
前期比 +4.2% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 11,500
前期比 +17.5% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 12,500
前期比 +5.7% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 8,000
前期比 +37.0% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 29.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比1.1%増の971億2700万円、営業利益が同15.3%増の35億7000万円、経常利益が同4.2%減の41億4300万円、純利益が同21.4%減の25億6500万円だった。
今期より8つのセグメントを今後の成長性・収益性の拡大を担う「グロース領域」と、安定した収益性・継続性・社会性を主眼においた「サステナブル領域」の2つにグルーピングをし、それぞれに適した経営資源の配分、事業展開を図っている。
アパレル・雑貨通販事業においては、円安の進行や原材料・資材価格の高騰を受け仕入原価が上昇したため、広告宣伝費の抑制を行った。商品価格にメリハリをつけたことや商品力強化に注力したことなどによりレスポンス率は改善し、新規顧客数ならびに稼働顧客数は前年同期と比べ増加した。売上高は353億6600万円(1.6%増)となり、セグメント損失は15億4300万円(前年同期は13億4000万円のセグメント損失)となった。
プロパティ事業においては、国内ホテル事業で、国内旅行需要やインバウンド需要が増加したことなどにより大幅な増収増益となった。国内リゾート型ホテルにおいては、酷暑の影響から北海道エリアのホテルにおいて国内旅行需要が旺盛であったことやリニューアル工事を行ったことにより客室単価が上昇した。競合他社が人手不足で苦戦する中、強みである外国人人材の補充により高稼働を維持することが出来た。国内都市型ホテルにおいては、札幌や銀座、京都、大阪とインバウンドに人気のエリアに立地していることもあり客室単価や稼働率が上昇した。海外ホテル事業においては、スリランカの首都コロンボにある大型ホテルが開業3年目となりブランド認知も定着してきたことなどにより増収増益となった。売上高は166億4900万円(12.1%増)となり、セグメント利益は27億9300万円(55.9%増)となった。
グルメ通販事業においては、サービスレベル向上のためにシステムを刷新したことにより電算費が上昇した。媒体発行数等の広告宣伝費の見直しや商品価格の見直しにより前年同期と比べ売上に対する経費比率が改善したことなどにより減収増益となった。売上高は126億9200万円(0.1%減)となり、セグメント利益は5600万円(前年同期は9900万円のセグメント損失)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比4.2%増の2170億円、営業利益が同17.5%増の115億円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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