開示会社:フジ日本(2114)
開示書類:2025年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/10/31 15:00
<決算スコア> +2.40
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 13,612
前期比 +8.7% ○
営業利益(百万円) 1,617
前期比 +52.3% ○
経常利益(百万円) 1,898
前期比 +0.6% ○
純利益(百万円) 1,634
前期比 +13.2% ○
実績年間配当(円) 15.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 27,700
前期比 +7.0% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 2,400
前期比 +10.4% ○
会社予想比 +20.0% ○
経常利益(百万円) 3,000
前期比 -6.3% ●
会社予想比 +30.4% ○
純利益(百万円) 2,400
前期比 +1.3% ○
会社予想比 +41.2% ○
予想年間配当(円) 32.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比8.8%増の136億1200万円、営業利益が同52.2%増の16億1700万円、経常利益が同0.6%増の18億9800万円、純利益が同13.3%増の16億3400万円だった。
2024年4月に中期経営計画「CHANGE 2028」を策定し、1.東南アジアでの事業拡大、2.フードサイエンス領域の事業創出、3.M&Aを軸とした成長投資、4.ビジョン実現に向けた強い組織づくり、5.IRの強化と株主還元の5つの重点テーマを掲げ、計画推進のスタートを切り、堅調に推移している。
精糖において、海外原糖市況は、¢20.25で始まり、ブラジルの2024/25年砂糖生産の好調な滑り出しを受けて下落し、7月中旬には¢17.86を付けた。8月末にブラジルでの降雨不足と火災発生により、統計機関はブラジルの砂糖生産量に対し下方修正を行った。国内製品市況は、前中間期に期初東京現物相場(日本経済新聞掲載)が249円~251円(上白大袋1キログラム当たり)で推移した。インバウンド需要の継続的な増加などにより、製品の荷動きが活況になりつつあるなか菓子関係が堅調に推移したが、価格高騰による買い控えが見られたこともあり、販売数量は前期比減となった。精糖事業の業績は、売上高67億5400万円(前年同期比4.4%増)、営業利益12億9600万円(66.3%増)の増収増益となった。
機能性素材において、機能性食品素材「イヌリン」の国内販売は、物性改善や機能性訴求による夏向け商品への採用増により、前期比で販売数量が増加した。連結子会社Fuji Nihon Thai Inulin Co.,Ltd.社では、東南アジアの市況が回復したこと、拠点であるタイ国での販売も堅調に推移し、増収増益となった。連結子会社ユニテックフーズ株式会社は、ペクチン、ゼラチン、コラーゲンで販売数量が大きく伸長した結果、増収増益となった。機能性素材の業績は、売上高63億8700万円(前年同期比13.9%増)、営業利益5億6400万円(21.2%増)の増収増益となった。
不動産においては、昨年9月旧本社跡地にビジネスホテル「東横INN茅場町駅」を建設し、賃貸を開始し収益貢献したこと、その他物件も安定稼働した結果、売上高3億2700万円(前年同期比13.2%増)、営業利益2億8900万円(17.4%増)の増収増益となり、安定収益確保に貢献した。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比7%増の277億円、営業利益が同10.4%増の24億円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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