開示会社:GMOFHD(7177)
開示書類:2024年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/10/31 15:31
<決算スコア> -1.31
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 3Q
売上高(百万円) 40,420
前期比 +5.4% ○
営業利益(百万円) 8,679
前期比 -23.8% ●
経常利益(百万円) 7,978
前期比 -28.7% ●
純利益(百万円) 3,509
前期比 -46.3% ●
予想年間配当(円) -
<要約>
2024年12月期3Qの連結業績は、営業収益が前年同期比5.4%増の404億2000万円、営業利益が同23.8%減の86億7900万円、経常利益が同28.7%減の79億7800万円、純利益が同46.3%減の35億900万円だった。
営業収益は増加、純営業収益は前年同期比で増加し、いずれも第3四半期連結累計期間として過去最高となった。各段階利益については、タイ王国の証券事業等に係る貸倒引当金繰入額67億円を販管費に計上したことから前年同期比で減少し、営業利益は減少、経常利益は減少、純利益は減少となった。
証券・FX事業においては、強みである店頭FXの収益性改善施策やCFDのクロスセル施策に取り組んだほか、店頭FX、CFDについて多数のキャンペーンを展開し、取引活性化と顧客基盤拡大を図った。顧客利便性の向上に向けて、GMOクリック証券株式会社が提供する米ドル保有サービスにおいて、米ドル入出金や米ドル建て債券の利金・償還金を米ドルで受け取り可能にするなどの機能拡充を実施した。店頭FXについては、円安が進行していたドル円相場が円高へ転換する中で収益性が回復したものの、好調だった前年同期比では減収となった。営業収益は344億2500万円(前年同期比4.4%減)となった。営業利益については、タイ王国の証券事業における貸倒引当金繰入額の計上により、67億7000万円(42.7%減)となった。
暗号資産事業においては、法人口座やAPIサービスの機能拡充、銘柄追加に取り組んだほか、取引活性化に向けたキャンペーンを展開し、顧客利便性向上と顧客基盤拡大を図った。代表的な暗号資産であるビットコインの価格が大幅に上昇し、2024年3月に過去最高値を記録して以降も高水準で推移したことから、GMOコイン株式会社の売買代金、収益ともに前年同期比で約2倍以上に大きく伸長した。各種キャンペーンや暗号資産市場のボラティリティ上昇も寄与して口座獲得が順調に進捗し、2024年9月末時点の口座数は66万口座を突破した。営業収益は47億2000万円(前年同期比118.1%増)、営業利益は前年同期から大幅に増加し22億7900万円(前年同期は営業損失1億8900万円)となった。
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【決算スコアについて】
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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