開示会社:ITM(2148)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)
開示日時:2024/10/31 17:00
<決算スコア> -1.53
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 3,847
前期比 +0.2% ○
会社予想比 -5.7% ●
営業利益(百万円) 885
前期比 -15.9% ●
会社予想比 -9.7% ●
経常利益(百万円) 917
前期比 -13.2% ●
純利益(百万円) 629
前期比 -12.3% ●
会社予想比 -4.7% ●
実績年間配当(円) 0.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 8,630
前期比 +7.9% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 2,300
前期比 +3.2% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 1,560
前期比 +3.9% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 100.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上収益が前年同期比0.2%増の38億4700万円、営業利益が同15.8%減の8億8500万円、経常利益が同13.2%減の9億1700万円、純利益が同12.2%減の6億2900万円だった。
広告収益は減少したが、デジタルイベント収益、運用型広告収益を中心に改善が継続した。
成長を継続する子会社発注ナビ株式会社における中長期での成長拡大を見据えた投資の影響により総コストが増加し、営業利益については減少となった。営業外においては、持分法適用関連会社であるアイティクラウド株式会社についての持分法による投資利益3900万円の計上があり、税引前利益については9億1700万円(13.2%減)となった。
当中間連結会計期間のBtoBメディア事業において、BtoBメディア事業の売上収益は、31億6800万円(前年同期比1.0%減)となった。外資系顧客のマーケティング活動の鈍化が継続しており、広告収益が減少した。AIやセキュリティをテーマとしたニーズの高い領域での主催型デジタルイベントの規模拡大により、デジタルイベント収益は増収した。リードジェン会員数は133万人となり、前年同期比7.5%増加した。AI関連製品のマーケターを対象としたセミナー「専門メディアが見る「生成AI」「製造業AI」の最新動向 AI時代のマーケットトレンド」を開催した。子会社である発注ナビ株式会社(以下「発注ナビ」)については、システム開発会社の加盟社数は、2024年10月7日時点で6,000社を突破した。足元では8か月で1,000社の増加となり、増加のペースが加速している。
当中間連結会計期間のBtoCメディア事業において、BtoCメディア事業の売上収益は、6億7900万円(前年同期比6.2%増)となった。前期からの広告市場単価の低迷が継続しているが、PVが拡大し、増収に転じている。デジタル関連機器の製品情報、活用情報サイト「Fav-Log」が好調に推移している。一般社団法人デジタル広告品質認証機構(JICDAQ)による品質認証事業者の認証を取得した。AIを活用して制作された記事は、2024年9月までの累計実績で3,758本に至っている。1年強で1GB以下0円を終了させた楽天モバイルは、その代表例といえるかもしれない。通常、ウェブサイトを見ているユーザーは、サイト内の複数のページを閲覧するため、そのサイトを訪問した実質のユーザー数(ユニークブラウザ数)よりもページビュー数のほうが数倍多くなる。
2025年3月期の連結業績は、売上収益が前期比7.9%増の86億3000万円、営業利益が同3.2%増の23億円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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