開示会社:ファンケル(4921)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信 〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/05 15:30
<決算スコア> -1.49
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 52,199
前期比 -3.5% ●
会社予想比 -6.3% ●
QUICKコンセンサス比 -4.8% ●
営業利益(百万円) 4,742
前期比 -21.7% ●
会社予想比 -28.0% ●
QUICKコンセンサス比 -20.8% ●
経常利益(百万円) 4,878
前期比 -23.3% ●
会社予想比 -26.1% ●
QUICKコンセンサス比 -18.2% ●
純利益(百万円) 2,550
前期比 -40.9% ●
会社予想比 -43.3% ●
QUICKコンセンサス比 -34.7% ●
実績年間配当(円) 0.00
予想期(通期) 2025/03
予想年間配当(円) 0.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比3.5%減の521億9900万円、営業利益が同21.7%減の47億4200万円、経常利益が同23.3%減の48億7800万円、純利益が同40.9%減の25億5000万円だった。
売上高は、化粧品関連事業、栄養補助食品関連事業が減収となり、全体では減少となった。
化粧品関連事業において、売上高は、292億6100万円(前年同期比2.1%減)となった。国内は、ファンケル化粧品において一部製品が前期第4四半期連結会計期間に需要が前倒しになったことに加え、不採算店舗の閉鎖の影響などがあったものの、アテニア化粧品において「スキンクリアクレンズオイル」やリニューアルした基礎スキンケア「プリマモイスト」が好調に推移し、前年同期と同水準になった。海外は、ファンケル化粧品の前期第4四半期連結会計期間の出荷が多かった反動や、アテニア化粧品の中国向け越境ECが振るわず、減収となった。営業利益は、減収により売上総利益が減少したことに加え、情報誌のリニューアルにより販売促進費が増加したことなどにより、34億3300万円(前年同期比15.4%減)となった。
栄養補助食品関連事業において、売上高は、197億8000万円(前年同期比7.5%減)となった。国内は、他社の紅麹問題による影響の長期化で、生活習慣対策サプリメントを中心に振るわなかったことに加え、不採算店舗の閉鎖の影響などもあり、減収となった。海外は、原発処理水の海洋放出の影響により中国向け越境ECにおいて積極的なプロモーションが展開できず、減収となった。営業利益は、広告宣伝費等において効果的な経費の使用に努めたものの、減収により売上総利益が減少したことなどにより、22億400万円(前年同期比25.0%減)となった。
その他関連事業において、売上高は、発芽米、肌着が好調で、31億5800万円(前年同期比12.9%増)となった。営業損失は、増収による売上総利益の増加などにより、前年同期から1億円改善し、3900万円となった。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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