開示会社：ＯＫＩ(6703)
開示書類：2025年3月期第2四半期（中間期）決算短信〔日本基準〕（連結）
開示日時：2024/11/07 13:00

<決算スコア> +1.45

<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 197,664
前期比 +13.0% ○
営業利益(百万円) 6,156
前期比 +513.8% ○
経常利益(百万円) 4,471
前期比 +835.4% ○
純利益(百万円) 2,380
前期比 +738.0% ○
実績年間配当(円) 0.00

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 460,000
前期比 +9.0% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 0.0%
営業利益(百万円) 16,000
前期比 -14.4% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -1.5% ●
経常利益(百万円) 14,500
前期比 -20.7% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -1.7% ●
純利益(百万円) 9,500
前期比 -63.0% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -2.1% ●
予想年間配当(円) 30.00


＜要約＞
　2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比13%増の1976億6400万円、営業利益が同513.4%増の61億5600万円、経常利益が同835%増の44億7100万円、純利益が同736.5%増の23億8000万円だった。

　社会インフラを止めず、その維持に貢献する企業として、「安心・便利な社会インフラ」「働きがいと生産性向上」「地球環境の保全」の3つの貢献分野で社会課題の解決につながる価値を提供していくことが、創業150年を迎える2031年に向けたOKIのありたい姿である。ありたい姿の実現に向け、昨年度から中期経営計画2025(中計2025)をスタートさせた。業況は、前年度後半から継続している大型案件の着実な取り込みを主因に、売上高は1977億円(前年同期比228億円、13.0%増加)となった。経常利益は、為替差損益の悪化等があったものの45億円(40億円、835.0%増加)、親会社株主に帰属する中間純利益は、24億円(21億円、736.5%増加)となった。

　利益面については、増収によるプラスに加えて、前年同期の部材コスト増の影響が剥落したことにより、営業利益は62億円(52億円、513.4%増加)となった。

　パブリックソリューション事業においては、売上高は413億円(前年同期比20億円、5.1%増加)、営業損失は5億円(3億円改善)となった。道路や防衛関連の案件が増加したことにより増収、営業損失も改善した。当年度内の受注は堅調に推移している。

　エンタープライズソリューション事業においては、売上高は871億円(前年同期比232億円、36.2%増加)、営業利益は113億円(74億円、190.7%増加)となった。前年度後半からの大型案件の継続および前年同期の部材コスト増の影響が剥落したことにより、第1四半期に大幅な増収増益となった。売上高は367億円(前年同期比18億円、5.0%増加)、営業利益は9億円(4億円、100.7%増加)となった。OEMの増加および為替影響により増収となり、営業利益は費用削減等により増益となった。売上高は324億円(前年同期比41億円、11.1%減少)、営業損失は10億円(19億円悪化)となった。売上高は2億円(前年同等、16.0%減少)、営業損失は将来事業創出に向けたR&D等成長に不可欠な投資を継続して行ったため、8億円(4億円悪化)となった。

　2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比9%増の4600億円、営業利益が同14.4%減の160億円を計画。



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【決算スコアについて】
　企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
　スコア算出にあたっては、発表内容を（１）前の期の実績（２）直近の会社予想（３）市場予想（QUICKコンセンサス）--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
　あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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