開示会社:エア・ウォーター(4088)
開示書類:2025年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)
開示日時:2024/11/07 15:30
<決算スコア> -0.93
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 507,962
前期比 +6.5% ○
会社予想比 -0.4% ●
QUICKコンセンサス比 0.0%
営業利益(百万円) 31,982
前期比 +12.7% ○
会社予想比 -3.1% ●
QUICKコンセンサス比 -3.3% ●
経常利益(百万円) 31,217
前期比 +12.2% ○
会社予想比 -2.4% ●
QUICKコンセンサス比 -1.4% ●
純利益(百万円) 20,156
前期比 +16.4% ○
会社予想比 -4.0% ●
QUICKコンセンサス比 -0.2% ●
実績年間配当(円) 32.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 1,100,000
前期比 +7.4% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +1.4% ○
営業利益(百万円) 78,000
前期比 +14.2% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +1.1% ○
経常利益(百万円) 76,000
前期比 +13.9% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +1.4% ○
純利益(百万円) 50,000
前期比 +12.7% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +0.8% ○
予想年間配当(円) 64.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上収益が前年同期比6.5%増の5079億6200万円、営業利益が同12.7%増の319億8200万円、経常利益が同12.2%増の312億1700万円、純利益が同16.4%増の201億5600万円だった。
海外は、欧米の金融緩和政策への転換や中東情勢の緊迫化等の地政学的リスクが懸念される中、依然として先行き不透明な状況が続いた。物流事業は、一般貨物及び食品輸送が堅調に推移したことに加え、受託料金適正化の取り組みやデジタル化による業務効率化を進めたことで、売上収益、営業利益とも堅調に推移した。㈱日本海水は、業務用塩の販売量が回復し、2023年8月に営業運転を開始した苅田バイオマス発電所が安定的に稼働しており、水処理工事関連も好調に推移したことで売上収益、営業利益ともに前年同期を上回った。グローバル&エンジニアリング事業においては、北米市場では低温技術を活用した機器エンジニアリング事業とともに産業ガス事業の拡大を図っており、前年度に新規連結した産業ガス関連2社が収益に大きく貢献した。
電力事業は、小名浜バイオマス発電所でPKS価格の落ち着きやコスト低減の取り組みが寄与したことで、営業利益は前年同期を上回った。
デジタル&インダストリーにおいては、売上収益は1648億7600万円(前年同期比98.7%)、営業利益は143億3100万円(106.4%)となった。国内でデジタル・半導体産業における製造拠点の増強が進む中、新規取引先の開拓や大型プラント増強などの設備投資を実行しガス需要の獲得を図り、特殊ケミカルの供給やガス精製装置の販売といったエレクトロニクス関連事業の拡大に取り組んだ。売上収益は、鉄鋼向けオンサイトガス供給の販売単価が下落したことに加え、機能材料分野においてシール材の販売や基礎化学品の販売が低迷したことにより、産業ガスの価格改定による増収分を打ち消し、前年同期を下回った。営業利益は、前年度から実施してきた産業ガスの価格マネジメントの効果が発現したことに加え、産業ガスの拡販やプラント稼働における生産性向上、大手半導体工場向けのガス供給が堅調に推移したことで前年同期を上回った。
ヘルス&セーフティーにおいては、売上収益は1145億6100万円(前年同期比106.2%)、営業利益は60億1000万円(104.5%)となった。医療用ガスの供給基盤を通じて医療現場のニーズを汲み取り、医療機器の開発、手術室などの病院設備工事の直接受注の推進、病院業務のアウトソーシング受託などに注力した。日常のヘルスケアに関わる在宅医療、デンタル、衛生材料、注射針、エアゾール・化粧品といったコンシューマーにより近い事業の体制強化を進めてきた。注射針やエアゾールの受託製造が前年同期を下回った影響があったが、一酸化窒素吸入療法の症例数増加や介護用シャワー入浴装置の販売が好調に推移し、防災分野でもデータセンター向け工事案件が堅調に進展したほか、医療機器や衛生材料での価格改定効果やサービス事業におけるコスト低減により、売上収益、営業利益とも前年同期を上回った。
アグリ&フーズにおいては、売上収益は890億2900万円(前年同期比111.2%)、営業利益は44億3400万円(115.1%)となった。持続可能な農業と食料安定供給システムの実現を見据え、スマート農業・鮮度保持関連の技術開発の強化や農産品の取扱量拡大に取り組んでいる。物流基盤を活用し、他社との協業による原料野菜の調達や青果流通・加工におけるサプライチェーンプラットフォーム構築を進めている。野菜・果実系飲料等の受託製造が増加したことで好調に推移した。冷凍ブロッコリーや北海道産馬鈴薯等の販売が堅調に推移したことに加え、九州で青果仲卸事業を展開する丸進青果㈱を前連結会計年度に新規連結したことにより、売上収益、営業利益ともに前年同期を上回った。
2025年3月期の連結業績は、売上収益が前期比7.4%増の1兆1000億円、営業利益が同14.2%増の780億円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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