開示会社:日光電(6849)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/07 15:30
<決算スコア> -1.60
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 102,784
前期比 -0.7% ●
会社予想比 +0.1% ○
QUICKコンセンサス比 +1.6% ○
営業利益(百万円) 5,114
前期比 -31.7% ●
会社予想比 +2.3% ○
QUICKコンセンサス比 +54.1% ○
経常利益(百万円) 2,139
前期比 -83.0% ●
会社予想比 +12.6% ○
QUICKコンセンサス比 -68.9% ●
純利益(百万円) 463
前期比 -94.2% ●
会社予想比 -7.4% ●
QUICKコンセンサス比 -89.0% ●
実績年間配当(円) 15.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 227,000
前期比 +2.3% ○
会社予想比 -0.9% ●
QUICKコンセンサス比 +0.4% ○
営業利益(百万円) 20,500
前期比 +4.6% ○
会社予想比 -10.9% ●
QUICKコンセンサス比 +2.9% ○
経常利益(百万円) 18,000
前期比 -29.7% ●
会社予想比 -21.7% ●
QUICKコンセンサス比 -18.2% ●
純利益(百万円) 12,000
前期比 -29.5% ●
会社予想比 -25.0% ●
QUICKコンセンサス比 -19.3% ●
予想年間配当(円) 31.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比0.7%減の1027億8400万円、営業利益が同31.7%減の51億1400万円、経常利益が同82.9%減の21億3900万円、純利益が同94.2%減の4億6300万円だった。
2024年度からスタートした3ヵ年中期経営計画「BEACON 2030 Phase II」を推進し、3つの指標「成長性」「収益性」「資本効率性」の目標達成に向け、「製品競争力の強化」「北米事業の成長に注力」「全社収益改革の実行」など6つの重要施策に取り組んだ。中国での医療機器の需要低迷に伴い、上海光電医用電子儀器㈲の事業再編費用等の特別損失を計上したことから、親会社株主に帰属する中間純利益は減少となった。PAD市場には公共施設や学校、民間企業などが含まれる。
国内市場においては、急性期病院、中小病院、診療所といった市場別の取り組みを強化するとともに、医療安全、診療実績、業務効率につながる顧客価値提案を推進し、増収を確保することが出来た。ITシステムは大口商談の受注もあり好調だった前年同期から反動減となった一方、注力している消耗品・サービス事業の売上が伸長した。市場別には、大学、私立病院市場は前年同期実績を下回ったが、官公立病院、診療所市場が堅調に推移した。PAD市場でAEDの販売も好調だった。商品別には、ITシステム商談が減少した生体情報モニタ、生体計測機器が減収となり、その他商品群は前年同期並みとなった。治療機器は、AED、除細動器、アブレーションカテーテルが好調に推移した。国内売上高は662億4300万円(前年同期比0.8%増)となった。
海外市場においては、前年同期の米国子会社再編に伴うデフィブテックLLCの決算期変更の影響に加え、中国を中心にアジア州他が低調だったことから、減収となった。中南米も、メキシコ、ブラジルを中心に二桁成長となった。アジア州他では、中国、中近東・アフリカが好調だった前年同期実績を下回ったことから、減収となった。海外売上高は365億4100万円(3.4%減)となった。売上高は1027億8400万円(0.7%減)となった。利益面では、減収に加え、人員の増強および賃上げ対応に伴う販管費の増加により、営業利益は51億1400万円(31.7%減)となった。経常利益は、為替差損益が差損に転じたことから、21億3900万円(82.9%減)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比2.3%増の2270億円、営業利益が同4.6%増の205億円を計画。
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