開示会社:アルフレッサHD(2784)
開示書類:2025年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/07 15:30
<決算スコア> -1.76
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 1,456,355
前期比 +2.0% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.6% ●
営業利益(百万円) 14,995
前期比 -6.3% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -8.9% ●
経常利益(百万円) 16,279
前期比 -5.8% ●
会社予想比 +0.5% ○
QUICKコンセンサス比 -15.2% ●
純利益(百万円) 14,065
前期比 +18.7% ○
会社予想比 +0.5% ○
QUICKコンセンサス比 +13.2% ○
実績年間配当(円) 31.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 2,965,000
前期比 +3.7% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +1.2% ○
営業利益(百万円) 37,300
前期比 -3.0% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -8.1% ●
経常利益(百万円) 40,000
前期比 0.0%
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -7.1% ●
純利益(百万円) 28,000
前期比 -5.3% ●
会社予想比 +7.7% ○
QUICKコンセンサス比 -1.8% ●
予想年間配当(円) 63.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比2%増の1兆4563億5500万円、営業利益が同6.3%減の149億9500万円、経常利益が同5.8%減の162億7900万円、純利益が同18.7%増の140億6500万円だった。
2022年5月に公表した「22-24中期経営計画未来への躍進~進化するヘルスケアコンソーシアムR~(以下「22-24中計」という。)」に掲げた以下のグループ経営方針に取り組んでいる。2023年5月に発表した2032年度までの中長期的な事業戦略および財務・資本戦略「アルフレッサグループ中長期ビジョン」に掲げた目標達成に向け取り組んでいる。取り組みとして、2024年4月、完全子会社であるセルリソーシズ株式会社(本社:東京都千代田区)は、国立研究開発法人国立成育医療研究センターと、商用利用可能なヒト(同種)体性幹細胞原料の供給に関する契約を締結した。特別利益に政策保有株式の売却益54億2800万円を計上している。
医療用医薬品等卸売事業においては、スペシャリティ領域ならびにメディカル品へのリソース集中とDXによる事業変革を図るべく、「22-24中計」の重点施策として掲げた「既存事業の強化」「事業変革による収益化」「グループ全体での最適化・効率化・標準化」に取り組んでいる。2024年4月に実施された薬価改定によるマイナス影響はあったものの、市場の伸長、特許品・新薬創出加算品等の販売増加および売上総利益率改善への取り組み等により増収および売上総利益は増益となった。人件費、物流費および減価償却費等のコスト増により、売上高1兆2965億8800万円(前年同期比2.3%増)、営業利益126億5800万円(8.2%減)となった。
セルフメディケーション卸売事業においては、連結子会社のアルフレッサヘルスケア株式会社(本社:東京都中央区)が、既存領域の高収益化と成長領域への挑戦を推進し、「22-24中計」の重点施策として掲げた「高収益化への取り組み」「グループ連携強化」「事業変革による収益力強化」に取り組んでいる。インバウンド需要回復による安定した市場成長も市場環境の激化によって減収であった一方で、適正価格での販売に取り組み売上総利益は増益となった。物流費を含む人件費等の上昇はあるもののコストコントロールに注力したことにより、売上高1323億8200万円(前年同期比0.7%減)、営業利益17億2500万円(17.7%増)となった。
医薬品等製造事業においては、「次代の基盤創り」を目指し、「22-24中計」の重点施策として掲げた「安心・安全・誠実なモノづくり」「トータルサプライチェーンサービスの実現に向けた取り組み」「デジタルを活用した新たな取り組み」を推進している。原薬および受託製造ならびに医療機器の売上伸長に加えて販管費抑制に取り組んだことにより、売上高270億1300万円(前年同期比3.8%増)、営業利益1億8800万円(0.9%増)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比3.7%増の2兆9650億円、営業利益が同3%減の373億円を計画。
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