開示会社:日本通信(9424)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/07 15:35
<決算スコア> -0.89
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 4,257
前期比 +21.5% ○
営業利益(百万円) 329
前期比 -38.2% ●
経常利益(百万円) 325
前期比 -43.1% ●
純利益(百万円) 246
前期比 -70.0% ●
実績年間配当(円) 0.00
予想年間配当(円) -
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比21.5%増の42億5700万円、営業利益が同38.2%減の3億2900万円、経常利益が同43.1%減の3億2500万円、純利益が同69.9%減の2億4600万円だった。
モバイル通信サービス(MVNO/MVNE事業)においては、2020年6月の総務大臣裁定を受け、2020年7月に大手携帯電話事業者と同等の音声定額プランを提供する「日本通信SIM」を発売して以来、契約回線数及び四半期売上ともに成長を続けている。パワージャパンが実施した2024年携帯電話サービス顧客満足度調査MVNO部門において、総合満足度第1位を受賞した。「日本通信SIM」の売上は、認知度の向上及び商品性の評価により、個人・法人ともに契約回線数が順調に伸長しており、パートナーブランドでの音声通信サービスの契約回線数も順調に伸長し、モバイル通信サービスは、MVNO事業、MVNE事業ともに成長を継続している。当中間期において、音声接続にかかる調査費用等として3300万円を計上している。
モバイルソリューション(MSP事業)のうちローカル携帯網による通信(ローカル4G/5G)事業は、先進的な事例の多い米国で実績を作り、その経験を生かして日本で展開することを目指しており、米国子会社は、米国市場で、ローカル携帯網との接続に使用するSIMを提供する事業を進めている。2023年12月に公表したとおり、米国子会社のJCI US Inc.(以下、「JCI US」という)は、米国ユタ州とCBRS(ローカル4G/5G)の教育及び遠隔医療ネットワークへの導入をユタ州全体で実現するための契約を締結した。
FPoS事業においては、当中間期の売上高は42億5700万円となり、前年同期と比較して7億5400万円(21.5%増)の増収となった。販管費は15億700万円となり、前年同期と比較して4億9700万円増となったが、日本通信SIMの認知度向上策として2億4900万円を支出したこと、及びドコモの音声・SMS網との相互接続のための先行調査費用等3300万円を計上したことによる。モバイル通信サービスの成長により、ドコモから調達するデータ通信網等を増強することに伴い、ドコモにおいて当社とのデータ通信の接続装置を交換する必要が生じたため、ドコモの接続約款にもとづき、ドコモの既存の接続装置の減価償却未償却残高相当額である3800万円を特別損失(通信設備除却費用負担金)として計上した。
免責文:
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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