開示会社:セガサミーHD(6460)
開示書類:2025年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/08 11:30
<決算スコア> -1.86
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 211,663
前期比 -4.5% ●
営業利益(百万円) 32,816
前期比 -18.1% ●
経常利益(百万円) 33,095
前期比 -21.4% ●
純利益(百万円) 30,385
前期比 +31.1% ○
実績年間配当(円) 25.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 445,000
前期比 -4.9% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -4.1% ●
営業利益(百万円) 45,000
前期比 -20.8% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -23.6% ●
経常利益(百万円) 48,000
前期比 -19.7% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -24.3% ●
純利益(百万円) 39,000
前期比 +18.0% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -22.0% ●
予想年間配当(円) 50.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比4.5%減の2116億6300万円、営業利益が同18.1%減の328億1600万円、経常利益が同21.4%減の330億9500万円、純利益が同31.1%増の303億8500万円だった。
今期より経営指標としている調整後EBITDAは348億円となり、前年同期の375億円を下回る結果となったが、こちらも期初の想定を上回っている。2023年8月17日に行われたRovio Entertainment Corporationとの企業結合について前中間連結会計期間に暫定的な会計処理を行っていたが、前連結会計年度末に確定したため、前中間連結会計期間との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定後の金額を用いている。
海外開発スタジオのAmplitude Studios SASをMBO方式で譲渡したことに伴い、59億円を特別損失として計上したが、前期第2四半期に計上した欧州拠点の事業再編損からの反動や、第1四半期に実施したフェニックスリゾート株式会社の株式譲渡による特別利益の計上等に伴い、親会社株主に帰属する中間純利益は前年同期比で増益となった。
全体ハイライトにおいて、2025年3月期中間連結会計期間は、前期ヒットした『スマスロ北斗の拳』の反動減により前年同期比で減収となった。エンタテインメントコンテンツ事業においてはコンシューマ分野及び映像分野が好調に推移し、遊技機事業においても各タイトルの販売が概ね堅調であったことから、売上、利益ともに期初に想定した水準を上回って推移している。
株主還元において、株主の皆さまに対する利益還元を経営の重要課題として位置づけている。株主還元については、2027年3月期までの中期財務戦略において、資本効率重視の経営による企業価値の最大化を目指しており、積極的な成長投資を進める一方で、適切に株主還元することとしている。株主還元に関する基本方針としては、DOE(株主資本配当率)3%以上、又は総還元性向50%以上のいずれか高い方を採用し、配当又は自己株式の取得を通じて株主還元を実施する。方針に沿って、2025年3月期中間配当は、DOE3%で算出した25円となった。
事業別ハイライトにおいては、第1四半期にコンシューマ分野及び映像分野が好調に推移したことから、前年同期比で増収増益となった。前期ヒットした『スマスロ北斗の拳』の反動減により前年同期比で減収減益となったが、投入した新作タイトルの販売は堅調であったこと等から、期初の想定を上回る水準で推移している。韓国の『パラダイスシティ』については、カジノにおいて日本人VIP客のドロップ額(チップ購入額)が高い水準を維持し、売上が好調に推移したことから持分法取込において利益貢献した。ゲーミング事業全体ではM&A関連費用や外貨建て資産評価に伴う為替影響等の計上により、約2億円の経常損失となった。『パラダイスシティ』については、8月度のカジノにおけるドロップ額が過去最高を記録している。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比5.1%減の4450億円、営業利益が同22.2%減の450億円を計画。
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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