開示会社:セレス(3696)
開示書類:2024年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/08 12:00
<決算スコア> -1.15
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 3Q
売上高(百万円) 20,218
前期比 +16.9% ○
営業利益(百万円) 1,429
前期比 +94.2% ○
経常利益(百万円) 1,524
前期比 +107.6% ○
純利益(百万円) 845
前期比 +661.3% ○
予想期(通期) 2024/12
売上高(百万円) 27,000
前期比 +12.2% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 1,600
前期比 +43.1% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 2,000
前期比 +64.3% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 1,200
前期比 +166.1% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 40.00
<要約>
2024年12月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比16.9%増の202億1800万円、営業利益が同94.2%増の14億2900万円、経常利益が同107.5%増の15億2400万円、純利益が同660.4%増の8億4500万円だった。
化粧品・ヘルスケア商品等を取り扱っているD2Cは前期からのヒット商品の牽引により大幅増収となった。取引先企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援を行う連結子会社ゆめみは大口案件の端境期に入っている影響等により、減収となった。利益面では、モッピーにおける粗利率改善やD2Cでの販売好調により、モバイルサービス事業において大幅増益となった。経営指標として重視しているEBITDAは18億3100万円(前年同期比60.4%増)となった。
持分法適用関連会社であるビットバンクは、第2四半期連結会計期間以降の軟調な暗号資産市況による影響を受けているものの、第1四半期連結会計期間に暗号資産価格の上昇があったことにより、持分法による投資利益を計上している。
モバイルサービス事業においては、AD.TRACKとの連携を進めたことにより利益率も改善しており、増収増益となった。モッピーの会員数は堅調に推移し、会員数は556万人(前年同期比11.3%増)となり、アプリの累計ダウンロード数も530万件(33.3%増)に達している。「D2C」においては、機能性インソール「Pitsole(ピットソール)」や機能性表示食品「Oi gurt(オイグルト)」の販売好調に加えて、広告投資のコントロールを徹底した結果、増収増益となった。「DX」においては、大口案件の端境期による稼働率の低下があった一方、採用ブランディング強化による採用研修費の低減など各種コストの最適化に努めた結果、減収増益となった。
フィナンシャルサービス事業においては、ブロックチェーン関連事業で、マーキュリーが運営するステーキングサービス「CoinTradeStake(コイントレードステーク)」が順調に推移し、暗号資産価格の上昇の影響もあり、損失幅が縮小した。オンラインファクタリングサービスにおいては、フリーランス向けAIファクタリングサービス「labol(ラボル)」やカード決済サービス「labol(ラボル)カード払い」が好調に推移した。フィナンシャルサービス事業の売上高は10億6500万円(前年同期比162.0%増)、セグメント損失は7億3500万円(前年同期は6億5700万円のセグメント損失)となった。
2024年12月期の連結業績は、売上高が前期比12.2%増の270億円、営業利益が同43.1%増の16億円を計画。
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【決算スコアについて】
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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