開示会社:桜ゴム(5189)
開示書類:2025年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/08 13:30
<決算スコア> -1.28
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 3,487
前期比 -11.9% ●
営業利益(百万円) -244
前期比 -269.4% ●
経常利益(百万円) -237
前期比 -288.1% ●
純利益(百万円) -212
前期比 -375.3% ●
実績年間配当(円) 0.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 12,200
前期比 -8.6% ●
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 650
前期比 -42.8% ●
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 630
前期比 -43.0% ●
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 400
前期比 -45.4% ●
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 60.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比11.9%減の34億8700万円、営業損益が2億4400万円の赤字(前年同期は1億4400万円の黒字)、経常損益が2億3700万円の赤字(前年同期は1億2600万円の黒字)、最終損益が2億1200万円の赤字(前年同期は7700万円の黒字)だった。
収益性の向上に向けた生産体制の見直し、原価構造の改善、売価の再設定、働き方の改善等の課題に取り組んでいる。売上高は、前年同期にあった消防・防災事業の大口案件が剥落し、顧客予算との関係から売上高が下期に集中する特有の業績傾向に戻っている。利益面は、人件費の上昇と消防・防災事業の大口案件の剥落に加え、航空・宇宙、工業用品事業において原材料価格高騰が売価の再設定に追いつかない状況が継続しており、減益となっている。
航空・宇宙、工業用品事業において、航空・宇宙部門は、一定水準の受注残を抱え生産を進めており、前年同期に比べロケットエンジン用部品の販売が増加している。工業用品部門では、原油貯蔵施設向けタンクシールの交換需要は多いものの、顧客要求納期との関係もあり前年同期に比べ販売が減少している。利益面では、原材料価格高騰の影響を受け原価率が上昇している。とくに航空・宇宙部門では受注から納期まで長期となる案件が多く、受注契約後の原材料価格上昇分を売価へ反映させることが難しいことから減益となっている。売上高は19億800万円(前年同期比1.0%減)、セグメント利益(営業利益)は1億4700万円(前年同期比50.1%減)となった。
消防・防災事業において、消防ホース・消火栓ホースは、販売数量が伸びており売価の見直しも進捗したことから、売上高は増加している。資機材では、前年同期にあった前期持ち越し案件と安全対策資機材などの大口案件の販売が剥落したことから、大幅な売上高の減少となっている。利益面では、計画上、売上高が下期に集中する見込みであることから、当中間期では固定費を吸収できず損失計上となっている。売上高13億3000万円(前年同期比25.4%減)、セグメント損失(営業損失)は2億5500万円(前年同期は7800万円のセグメント損失)となった。
不動産賃貸事業において、利益面では、人件費など管理費用が増加し前年同期に比べ減益となっている。売上高は2億4800万円(前年同期比0.6%増)、セグメント利益(営業利益)は6100万円(前年同期比14.3%減)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比8.6%減の122億円、営業利益が同42.8%減の6億5000万円を計画。
消防・防災事業では、顧客予算との関係から売上高は下期に集中する傾向にある。
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