開示会社:堺化学(4078)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/08 15:00
<決算スコア> -0.19
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 41,874
前期比 +3.5% ○
会社予想比 -0.3% ●
営業利益(百万円) 2,626
前期比 +186.4% ○
会社予想比 +9.4% ○
経常利益(百万円) 2,633
前期比 +197.5% ○
会社予想比 +14.5% ○
純利益(百万円) 1,746
前期比 +185.9% ○
会社予想比 +9.1% ○
実績年間配当(円) 62.50
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 87,000
前期比 +6.0% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 5,400
前期比 +83.5% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 5,200
前期比 +69.6% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 4,300
前期比 +160.6% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 125.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比3.5%増の418億7400万円、営業利益が同186.4%増の26億2600万円、経常利益が同197.4%増の26億3300万円、最終損益が17億4600万円の黒字(前年同期は20億3300万円の赤字)だった。
中国経済の不透明感は残ってはいるものの、成長事業である電子材料での販売数量が回復してきており、効率化検討事業の収益改善も徐々に進んできている。総資産は前連結会計年度末比3.3%減の1212億4600万円となった。
化学事業において、積層セラミックコンデンサ用誘電体及び誘電体材料は、前年下期から市況の回復基調に伴い、誘電体材料の販売数量が増加したことにより、前年同期比で売上高・利益ともに増加した。チオ製品は、一時的な販売数量の減少により、前年同期比で売上高・利益ともに減少した。医薬品原薬・中間体の生産受託については、受託数量は増加したものの、販売構成の悪化の影響で、売上高・利益ともに減少した。焼成・混合・乾燥などの工程受託でも、既存品の受託数量の回復や、新規採用もあり、前年同期比で売上高・利益ともに増加した。亜鉛製品は、自動車タイヤ向けなどの販売が減少し売上高は前年同期比で減少したものの、国内亜鉛建値相場の高騰により、前年同期比で利益は増加した。
医療事業において、バリウム造影剤は、出荷数量は減少が続く中、今年度は一部製品の薬価引き上げの効果もあり、前年同期比で売上高は増加したが、原材料価格の高騰に加え、異物混入リスクを否定できない製品の評価損が大きく響き、前年同期比で利益は大幅に減少した。消化性潰瘍・逆流性食道炎治療薬「アルロイドG」は、薬価引き下げの影響と販売数量の減少により、前年同期比で売上高・利益ともに減少した。内視鏡洗浄消毒器は、リニューアル品を上市し順調に販売台数を伸ばした結果、前年同期比で売上高・利益ともに増加した。かぜ薬「改源」など一般用医薬品は、前年同期比で売上高は減少したが、紫外線対策サプリメント「ソルプロ」など美容医療機関向け製品は好調に推移し、前年同期比で売上高・利益ともに増加した。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比6%増の870億円、営業利益が同83.5%増の54億円を計画。
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【決算スコアについて】
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