開示会社:NISSHA(7915)
開示書類:2024年12月期第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
開示日時:2024/11/08 15:30
<決算スコア> -3.79
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 3Q
売上高(百万円) 148,402
前期比 +19.8% ○
営業利益(百万円) 6,110
前期比 +1575.8% ○
経常利益(百万円) 5,519
前期比 +453.0% ○
純利益(百万円) 4,423
前期比 +669.2% ○
予想期(通期) 2024/12
売上高(百万円) 196,600
前期比 +17.2% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +0.1% ○
営業利益(百万円) 7,400
前期比 +293.9% ○
会社予想比 -8.6% ●
QUICKコンセンサス比 -9.5% ●
経常利益(百万円) 6,600
前期比 +339.0% ○
会社予想比 -30.5% ●
QUICKコンセンサス比 -28.5% ●
純利益(百万円) 5,000
前期比 +267.3% ○
会社予想比 -24.2% ●
QUICKコンセンサス比 -21.9% ●
予想年間配当(円) 50.00
<要約>
2024年12月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比19.8%増の1484億200万円、営業損益が61億1000万円の黒字(前年同期は4億1400万円の赤字)、経常利益が同452.7%増の55億1900万円、純利益が同668.8%増の44億2300万円だった。
Missionに、「人材能力とコア技術の多様性」を成長の原動力として、高い競争力を有する特徴ある製品・サービスの創出により顧客価値を実現し、「人々の豊かな生活」の実現に寄与することを掲げている。Missionのもと、2030年のあるべき姿をサステナビリティビジョン(長期ビジョン)として定め、多様な技術や人材能力の結集・融合により、メディカル・モビリティ・環境に関わるグローバルな社会課題の解決に貢献することで、社会・経済価値の創出を目指している。サステナビリティビジョンを起点にバックキャストして、2024年から2026年までの3年間で目指すべき中期計画とそこに至るための戦略を第8次中期経営計画として定め、運用している。安定的な成長と資本効率性の向上を志向し、これまでに構築した事業ポートフォリオの強化を通じて、利益率の向上と安定化を実現する。
産業資材事業は、さまざまな素材の表面に付加価値を与える独自技術を有するセグメントである。プラスチックの成形と同時に加飾や機能の付与を行うIMD、IMLおよびIMEは、グローバル市場でモビリティ、家電製品などに広く採用されている。金属光沢と印刷適性を兼ね備えた蒸着紙は、飲料品や食品向けのサステナブル資材としてグローバルベースで業界トップのマーケットシェアを有している。需要動向に加え、為替変動の影響などにより、売上高は前年同期比で増加した。売上高の増加に加え、生産性および効率性の改善などにより、営業利益は前年同期比で増加した。連結売上高は553億1400万円(前年同期比8.4%増)となり、セグメント利益(営業利益)は38億9400万円(前年同期比104.5%増)となった。
ディバイス事業は、精密で機能性を追求した部品・モジュール製品を提供するセグメントである。フィルムタッチセンサーはグローバル市場でタブレット、業務用端末(物流関連)、モビリティ、ゲーム機などに幅広く採用されている。気体の状態を検知するガスセンサーなどを提供している。前期において低調に推移したタブレット向けおよび業務用端末向けの製品需要が回復した。需要動向に伴い、売上高および営業利益は前年同期比で増加した。連結売上高は533億8000万円(前年同期比30.2%増)となり、セグメント利益(営業利益)は27億9400万円(前年同期は15億2500万円のセグメント損失(営業損失))となった。
メディカルテクノロジー事業は、医療機器やその関連市場において高品質で付加価値の高い製品を提供し、人々の健康で豊かな生活に貢献することを目指すセグメントである。幅広い診療領域で使われる低侵襲医療用の手術機器や医療用ウェアラブルセンサーなどの製品を手がけており、現在は欧米中心に大手医療機器メーカー向けの開発製造受託(CDMO)を展開するとともに、医療機関向けに自社ブランド品を製造・販売している。CDMOの堅調な製品需要や企業買収による業績貢献に加え、為替変動の影響などにより、売上高および営業利益は前年同期比で増加した。連結売上高は336億3800万円(前年同期比28.1%増)となり、セグメント利益(営業利益)は20億4400万円(前年同期比56.3%増)となった。
2024年12月期の連結業績は、売上高が前期比17.2%増の1966億円、営業利益が74億円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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