開示会社:ノーリツ鋼機(7744)
開示書類:2024年12月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
開示日時:2024/11/08 15:30
<決算スコア> -1.18
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 3Q
売上高(百万円) 78,437
前期比 +21.2% ○
営業利益(百万円) 16,078
前期比 +28.9% ○
経常利益(百万円) 16,189
前期比 +32.5% ○
純利益(百万円) 12,915
前期比 +64.7% ○
予想期(通期) 2024/12
売上高(百万円) 103,100
前期比 +12.6% ○
会社予想比 -0.6% ●
営業利益(百万円) 18,000
前期比 +24.5% ○
会社予想比 +7.1% ○
経常利益(百万円) 17,800
前期比 +29.5% ○
会社予想比 +7.2% ○
純利益(百万円) 13,800
前期比 +35.3% ○
会社予想比 +6.2% ○
予想年間配当(円) 116.00
<要約>
2024年12月期3Qの連結業績は、売上収益が前年同期比21.2%増の784億3700万円、営業利益が同28.9%増の160億7800万円、経常利益が同32.5%増の161億8900万円、純利益が同64.7%増の129億1500万円だった。
「音響機器関連」事業においては、強い需要に支えられ、好調に推移した。「部品・材料」事業においては、欧州、アジアにおける需要の停滞等により前年並みとなった。売上収益は前年同期比21.2%増と好調に推移し、研究開発費や体制強化などの先行投資は計画通りに行っているが、「音響機器関連」事業における収益性の向上が寄与し、事業EBITDAは201億1900万円(前年同期比47.6%増)となった。事業EBITDAの増加があったものの、為替相場がこれまでに比較し円高に動いた影響を受け、為替差損に転じたことによりその他の収益が減少し、営業利益は増加となった。
プリメディカの株式譲渡に伴い非継続事業からの純利益を計上したことから、親会社の所有者に帰属する純利益は増加となった。
ものづくり(音響機器関連)においては、音響機器関連事業で、欧米での販売好調、為替が有利に働いたことにより増収となった。原価低減施策が奏功し、新規事業や研究開発投資を計画通り遂行しているものの、売上収益は696億1700万円(前年同期比24.4%増)、事業EBITDAは185億2100万円(前年同期比53.7%増)と前年同期と比べ64億7100万円の増益となった。
ものづくり(部品・材料)においては、部品・材料事業の筆記、コスメカテゴリにおいては、コスメカテゴリが中国、欧州を中心とした地域の需要の停滞の影響を受けたが、筆記カテゴリにおいては北米を中心に需要の回復の兆しが見え、トータルでは前年をわずかではあるが超過して着地した。MIMカテゴリにおいては、輸送機器部品が順調に伸び、前年を上回り着地した。原価低減には取り組んでおり、売上収益は88億1900万円(前年同期比0.8%増)、事業EBITDAは23億2400万円(前年同期比0.1%増)と前年同期と比べ100万円の増益となった。
2024年12月期の連結業績は、売上収益が前期比14.5%増の1031億円、営業利益が同25.1%増の180億円を計画。
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