開示会社:SOLIZE(5871)
開示書類:2024年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/08 15:30
<決算スコア> -0.23
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 3Q
売上高(百万円) 16,411
前期比 +13.2% ○
営業利益(百万円) 219
前期比 -48.5% ●
経常利益(百万円) 201
前期比 -53.6% ●
純利益(百万円) 114
前期比 -59.6% ●
予想期(通期) 2024/12
売上高(百万円) 22,739
前期比 +13.2% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 350
前期比 -60.5% ●
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 327
前期比 -62.7% ●
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 182
前期比 -68.6% ●
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 47.00
<要約>
2024年12月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比13.2%増の164億1100万円、営業利益が同48.4%減の2億1900万円、経常利益が同53.5%減の2億100万円、純利益が同59.4%減の1億1400万円だった。
主要顧客の属する自動車産業においては、認証不正問題の影響に加え、台風や地震などの自然災害による生産活動の一時的な停滞、為替相場の急激な変動の影響等により景況感が悪化した。
エンジニア及びコンサルタントの増員を拡大、東日本ブランチ、及び、西日本ブランチを増床、新宿、熊本にオフィスを新設した他、最新型の光造形機に関連する設備の増強を行う等、生産能力の拡大を推進してきた。将来の収益拡大を目的としたエンジニア及びコンサルタントの採用活動強化、経営のスピード化を意図した分社化、持株会社化等を目的とした管理人員の増強を行ってきた。
デザイン事業の市場環境は、先述のとおり国内自動車産業の景況感が悪化する傾向にあったものの、主要顧客の製品設計開発に係る需要は高水準で推移した。自動車産業を中心とした設計開発に係る受託、及び、エンジニア派遣サービスの他、ソフトウエア開発等の分野において受注を拡大し、インド現地法人SOLIZE India Technologies Private Limitedにおいても3D CADのソフトウエア販売の受注を拡大してきた。将来の収益拡大を目的としたエンジニア及びコンサルタントの採用活動を強化した他、ソフトウエア関連事業の分社化に関する活動及び関連する人員の増強を行ってきた。デザイン事業の売上高は134億9700万円(前年同期比14.3%増)、セグメント利益は1億1300万円(前年同期比80.5%減)となった。
マニュファクチュアリング事業の市場環境は、3Dプリンターによる試作品に対する堅調な需要が継続、3Dプリンターの販売に対する需要は横ばいの傾向が継続することとなった。自動車関連企業や機械メーカーを中心としたグループ主要顧客に対する試作品サービスの提供を拡大してきた。従前より販売を積み重ねてきた3Dプリンター納入顧客に対するメンテナンスサービスや材料の供給等、保守サービスによる収益も増加した。マニュファクチュアリング事業の生産体制見直しによる合理化がもたらした販管費の抑制効果が継続することとなった。マニュファクチュアリング事業の売上高は29億1400万円(前年同期比8.7%増)、セグメント利益は1億500万円(前年同期比2億6200万円増加)となった。
グループ全体において、為替差益の増加等により前第3四半期連結累計期間より営業外収益は200万円増加し2000万円となった。株式交付費、上場関連費用等の計上により営業外費用は2800万円増加し3800万円となった。投資先に係る投資有価証券評価損が減少したことにより、特別損失は2600万円減少し1800万円となった。
2024年12月期の連結業績は、売上高が前期比13.2%増の227億3900万円、営業利益が同60.5%減の3億5000万円を計画。
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