開示会社:ヤ ギ(7460)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/08 16:00
<決算スコア> +0.52
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 39,303
前期比 -4.2% ●
営業利益(百万円) 1,090
前期比 +17.8% ○
経常利益(百万円) 1,081
前期比 +11.0% ○
純利益(百万円) 714
前期比 +7.9% ○
実績年間配当(円) 0.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 83,000
前期比 +0.2% ○
会社予想比 -4.6% ●
営業利益(百万円) 3,400
前期比 +6.9% ○
会社予想比 +4.9% ○
経常利益(百万円) 3,500
前期比 +9.2% ○
会社予想比 +4.5% ○
純利益(百万円) 2,200
前期比 +6.0% ○
会社予想比 +3.3% ○
予想年間配当(円) 78.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比4.2%減の393億300万円、営業利益が同17.7%増の10億9000万円、経常利益が同11%増の10億8100万円、純利益が同7.9%増の7億1400万円だった。
2026年3月期を最終年度とする3ヵ年の中期経営計画2026「Heritage to the future」の2期目として、持続的成長の基盤づくりに注力し、「事業」「グローバル」「グループ経営」「人材」「ESG」の5つを基本戦略として取り組んでいる。
アパレル事業においては、インバウンド需要や賃上げなどが国内需要を下支えし、ファッション市場における消費意欲は底堅く推移した。OEM事業については、主要な取引先への提案や関係の強化を進め、収益性向上に向けて不採算事業の整理などを進めて効率化を図ったが、前年同期がコロナ特需で好調だったこともあり、売上高については減収となった。円安の影響が長引いており輸入コストの増加など利益率の低下があったものの、物流経費などのコスト削減に取り組んでおり、利益については前年同期と同程度で着地した。売上高は223億4600万円(前年同期比1.9%減)、セグメント利益(経常利益)は15億6200万円(前年同期比0.1%減)となった。
マテリアル事業においては、国内産地の冷え込みなどから、国内製品などが苦戦し需要が減少した。天然繊維については、国内産地の商況が低調で需要が減退したことなどに伴う売上の減少があったものの、期首から商品在庫水準の適正化に取り組んでいる効果が出ている。合繊繊維については、車両関連素材などの売上が減少したが、サステナブル素材等の差別化糸を中心とした商材の海外輸出が堅調に推移するなど利益に貢献した。生地については、海外販売が増加したことや一部商材のコスト増加分の価格転嫁などにより増益となった。売上高は115億4000万円(前年同期比8.7%減)、セグメント利益(経常利益)は4億700万円(前年同期比241.6%増)となった。
ライフスタイル事業において、ダストコントロール商材については、生産調整の影響が継続しており、販売が低調だった。産業資材については、新規受注の獲得など、一定の成果を出すことができた。タオルや化粧用商材については、売上原価率の改善などにより、利益に貢献した。売上高は37億1500万円(前年同期比13.7%減)、セグメント利益(経常利益)は3億8200万円(前年同期比7.4%減)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比0.2%増の830億円、営業利益が同6.9%増の34億円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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