開示会社:ユニチャーム(8113)
開示書類:2024年12月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
開示日時:2024/11/08 16:00
<決算スコア> -0.39
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 3Q
売上高(百万円) 722,052
前期比 +5.0% ○
経常利益(百万円) 100,787
前期比 -0.3% ●
純利益(百万円) 59,552
前期比 -2.4% ●
予想期(通期) 2024/12
売上高(百万円) 1,006,000
前期比 +6.8% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.2% ●
経常利益(百万円) 144,000
前期比 +8.8% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -3.4% ●
純利益(百万円) 90,000
前期比 +4.6% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -3.7% ●
予想年間配当(円) 44.00
<要約>
2024年12月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比5%増の7220億5200万円、経常利益が同0.3%減の1007億8700万円、純利益が同2.4%減の595億5200万円だった。
国・地域間での景況感格差や、地政学的リスクの持続、為替レートの不安定性など、予測困難な状況が続いている。海外においては、国や地域、セグメントによって状況が異なるものの、主要参入国の多くの国で経済持ち直しの動きがみられ、戦略的な取り組みは概ね計画通りに進捗した。国内においては、物流の2024年問題など懸念材料があったが、取り扱う商品は生活必需品であることに加え、消費者のニーズに合わせた付加価値商品の連続提案による価値転嫁が定着し、売上高成長は堅調に推移した。
パーソナルケアにおいて、中度商品では、2023年に新たな価値提案として発売した、ウエスト部分に“超音波接合"に関する特許技術を搭載した紙パンツが好評を得た結果、全体の売上高をけん引した。インドでは、生理用品の普及率が低いなか、都市部を中心にアンチバクテリアをコンセプトとした商品など、現地のニーズに応じた商品展開と取扱店舗数の拡大に取り組んだ結果、高い売上高成長を実現し、黒字化も定着した。中国では、少子化の進行とローカル企業の台頭が著しく厳しい競争環境が続いているなか、中国ならではのニーズを捉えた新たなコンセプトの中国製プレミアム商品『ムーニー』ブランドへのシフトを進めた結果、収益性が改善した。『マミーポコ』では2022年に発売した「夜用」が好調に推移し、国内のベビーケア関連商品は安定した売上高成長と収益性の改善を実現した。
“もっと一緒に、ずっと一緒を。"というスローガンのもと“ワンちゃん、ネコちゃんが社会とつながりながら、幸せな一生を全うできる社会"の実現をペットケア事業は目指している。国内ペットフードにおいては、犬・猫ともに、さまざまな食感や味を楽しんでもらいたいというニーズや健康志向の高まりに対応し、総合栄養食としてのおやつを展開した。北米に次ぐ世界第2位の市場規模を有し、今後も市場の成長が期待される中国では、2022年11月に中国現地法人にて資本業務提携を締結した江蘇吉家寵物用品有限公司(以下JIA PETS社)で、独自コンセプトや技術を搭載したペットフード商品のラインアップを拡充した。ペットケアの売上高は1078億5700万円(前年同四半期比6.5%増)、セグメント利益(コア営業利益)は200億9500万円(前年同四半期比14.8%増)となった。
その他の事業においては、不織布・吸収体の加工・成形技術を活かした業務用商品分野で、産業用資材を中心に販売を進めた。その他の売上高は101億1800万円(前年同四半期比6.7%増)、セグメント利益(コア営業利益)は11億6000万円(前年同四半期比21.7%増)となった。
2024年12月期の連結業績は、売上高が前期比6.8%増の1兆60億円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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