開示会社:ニチモウ(8091)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/08 16:00
<決算スコア> -1.72
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 61,607
前期比 +0.4% ○
会社予想比 -3.7% ●
営業利益(百万円) 1,230
前期比 -1.2% ●
会社予想比 -23.1% ●
経常利益(百万円) 1,436
前期比 -0.1% ●
会社予想比 -15.5% ●
純利益(百万円) 1,083
前期比 -2.1% ●
会社予想比 -9.8% ●
実績年間配当(円) 45.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 135,000
前期比 +5.7% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 3,400
前期比 +68.3% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 3,600
前期比 +40.5% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 2,600
前期比 +10.7% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 90.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比0.4%増の616億700万円、営業利益が同1.2%減の12億3000万円、経常利益が同0.1%減の14億3600万円、純利益が同2.1%減の10億8300万円だった。
事業基盤である水産、水産加工・流通、食品の各分野においても、インバウンド需要の回復により、外食・観光産業は堅調に推移するなか、物価高、実質賃金減少の経済環境下にあって、日常生活における生活防衛に対する意識は高止まりの状況で推移するなど、予断を許さない経営環境が続いている。3ヵ年経営計画「第137期中期経営計画(Toward the next stage)」の最終年度として、経営方針「浜から食卓までを網羅し繋ぐ」をベースに、グループならではの一貫した体制で営業展開を推し進めた。
食品事業において、すり身部門では、練り製品の値上げにより販売が低調に推移し、売上は減少したが、原料相場の上昇により、営業利益は増加した。鮮凍水産物部門では、カニは、新たに取扱いを始めた製品を含め、計画通りに販売が進捗した結果、売上、営業利益ともに大きく増加した。北方凍魚は、新規商材の取扱いに加え、販路の拡大が奏功し、売上、営業利益ともに増加した。助子は、量販店向け販売において、原料価格高騰を補うべく価格改定に努めるも販売数量が減少し、売上、営業利益ともに大きく減少した。加工食品部門では、養殖銀ザケ・ツナでの販売が順調に推移した結果、売上、営業利益ともに増加した。売上高は387億6800万円(前年同期比3億9000万円の増加)、セグメント利益は8億7600万円(前年同期比1億3600万円の増加)となった。
海洋事業において、漁網・漁具資材部門では、海外での陸上ネットの販売は堅調のまま推移したが、底曳き用をはじめとする各種漁具資材の販売において、交換需要が一服したことなどにより、売上、営業利益ともに減少した。船舶・機械部門においても、船舶用機器類の販売で苦戦を強いられており、売上、営業利益ともに減少した。養殖部門においては、養殖用生簀や機資材の販売が堅調に推移し、売上は増加したが、海水温上昇による養殖生育期間の短縮や近海での赤潮発生などの影響を受け、営業利益は減少した。売上高は110億5100万円(前年同期比8500万円の減少)、セグメント利益は4億5000万円(前年同期比1億100万円の減少)となった。
機械事業において、国内では、食品加工業界を中心に生産の効率化に向けた投資意欲が旺盛で、幅広く受注を重ねているが、サプライチェーン全体における人手不足に起因する工期の長期化などが影響し、売上、営業利益とも前年同期並みとなった。海外では、大型案件を受注するも、国内同様、人手不足の影響や納期までに時間を要するなど、売上、営業利益ともに減少した。売上高は60億900万円(前年同期比6200万円の減少)、セグメント利益は3億9100万円(前年同期比1億6700万円の減少)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比5.7%増の1350億円、営業利益が同68.3%増の34億円を計画。
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