開示会社：ｶﾙﾅﾊﾞｲｵ(4572)
開示書類：2024年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時：2024/11/08 16:00

<決算スコア> +0.69

<業績データ>
発表期 2024/09
種別 3Q
売上高(百万円) 487
前期比 -31.5% ●
営業利益(百万円) -1,578
前期比 -31.4% ●
経常利益(百万円) -1,579
前期比 -31.3% ●
純利益(百万円) -1,588
前期比 -29.1% ●

予想期(通期) 2024/12
売上高(百万円) 925
前期比 -43.1% ●
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) -2,201
前期比 -97.2% ●
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) -2,208
前期比 -96.1% ●
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) -2,225
前期比 -93.1% ●
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 0.00


＜要約＞
　2024年12月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比31.5%減の4億8700万円、営業損益が15億7800万円の赤字(前年同期は12億100万円の赤字)、経常損益が15億7900万円の赤字(前年同期は12億300万円の赤字)、最終損益が15億8800万円の赤字(前年同期は12億3000万円の赤字)だった。

　ファーストインクラスを目指して、CDC7阻害剤monzosertib(AS-0141)の開発も進めており、患者様を対象とした臨床試験を日本で実施している。免疫・炎症疾患領域では、創出した、もう1つの非共有結合型BTK阻害剤sofnobrutinib(AS-0871)の開発を進め、健康成人を対象としたフェーズ1試験が2023年第4四半期に完了し、sofnobrutinibの導出活動を本格的に開始している。中国においては、経済低迷や米国による中国バイオ企業との取引制限の可能性の影響を受けCRO向けの売上が低調に推移した。

　キナーゼタンパク質の販売、アッセイ開発、プロファイリング・スクリーニングサービス及びセルベースアッセイサービスの提供等により、創薬支援事業の売上高は4億8700万円(前年同四半期比31.5%減)となった。売上高の内訳は、国内売上が1億5200万円(前年同四半期比1.8%減)、北米地域は2億800万円(前年同四半期比41.7%減)、欧州地域は4800万円(前年同四半期比45.4%減)、その他地域は7800万円(前年同四半期比28.8%減)である。損益面については、売上高の減少に伴い、1300万円の営業損失(前年同四半期は2億1800万円の営業利益)となった。

　創薬事業の売上はなく(前年同四半期は売上の計上なし)、臨床試験費用を中心に研究開発へ積極的に投資したことにより、営業損失は15億6400万円(前年同四半期は14億2000万円の損失)となった。

　2024年12月期の連結業績は、売上高が前期比43%減の9億2500万円、営業損益が22億100万円の赤字を計画。



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【決算スコアについて】
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　スコア算出にあたっては、発表内容を（１）前の期の実績（２）直近の会社予想（３）市場予想（QUICKコンセンサス）--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
　あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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