開示会社:ホトニクス(6965)
開示書類:2024年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/08 16:00
<決算スコア> -7.30
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 通期
売上高(百万円) 203,961
前期比 -7.9% ●
会社予想比 -0.8% ●
QUICKコンセンサス比 -0.1% ●
営業利益(百万円) 32,118
前期比 -43.3% ●
会社予想比 +0.4% ○
QUICKコンセンサス比 -2.6% ●
経常利益(百万円) 34,512
前期比 -41.9% ●
会社予想比 -0.8% ●
QUICKコンセンサス比 -3.1% ●
純利益(百万円) 25,145
前期比 -41.3% ●
会社予想比 +1.0% ○
QUICKコンセンサス比 -3.1% ●
実績年間配当(円) 76.00
予想期(通期) 2025/09
売上高(百万円) 218,900
前期比 +7.3% ○
QUICKコンセンサス比 -2.8% ●
営業利益(百万円) 24,100
前期比 -25.0% ●
QUICKコンセンサス比 -33.9% ●
経常利益(百万円) 26,570
前期比 -23.0% ●
QUICKコンセンサス比 -30.8% ●
純利益(百万円) 18,050
前期比 -28.2% ●
QUICKコンセンサス比 -33.0% ●
予想年間配当(円) 38.00
予想期(半期) 2025/03
売上高(百万円) 110,100
前期比 +5.9% ○
QUICKコンセンサス比 -4.3% ●
営業利益(百万円) 12,100
前期比 -39.7% ●
QUICKコンセンサス比 -28.7% ●
経常利益(百万円) 13,140
前期比 -38.9% ●
QUICKコンセンサス比 -25.5% ●
純利益(百万円) 9,200
前期比 -45.1% ●
QUICKコンセンサス比 -23.5% ●
予想中間配当(円) 19.00
<要約>
2024年9月期の連結業績は、売上高が前期比7.9%減の2039億6100万円、営業利益が同43.3%減の321億1800万円、経常利益が同41.9%減の345億1200万円、純利益が同41.3%減の251億4500万円だった。
財務・非財務の両輪で企業価値を向上させるための変革に部署の垣根を越えて取り組むとともに、競争力の維持・向上に必要な設備投資を継続するほか、独自の光技術をいかした研究・製品開発を推進することで、売上高、利益の確保に努力してきた。変更に伴い、前期比較については、前期数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析している。
光半導体素子は、学術分野において、高エネルギー物理学実験向けのフォトダイオードアレイなどの光半導体センサの売上げが、欧州におけるプロジェクトからの継続的な受注により増加したものの、医用分野において、X線CT向けのシリコンフォトダイオードの売上げが前年までの部材不足を背景とした受注増加の反動により減少した。歯科用診断装置向けのフラットパネルセンサの売上げが、海外における競合メーカーの台頭による価格競争の影響を受け減少した。光半導体事業としては、売上高は781億9100万円(前期比20.3%減)、営業利益は178億9400万円(前期比41.2%減)となった。
電子管事業においては、光電子増倍管、イメージ機器及び光源は、学術分野において、高エネルギー物理学実験向けの光電子増倍管の売上げが増加したものの、産業分野において、非破壊検査装置向けのマイクロフォーカスX線源の売上げが、EV(電気自動車)市場の停滞に伴い、車載用バッテリー検査や基板検査用などにより減少した。半導体製造検査装置向けの光電子増倍管の売上げが減少した。電子管事業としては、売上高は776億7900万円(前期比5.8%減)、営業利益は238億1800万円(前期比27.7%減)となった。
画像計測機器事業において、画像処理・計測装置は、検体検査装置向けのボードカメラの売上げが減少したものの、病理デジタルスライドスキャナの売上げが、医療機器承認の取得により、国内での需要の高まりを受け増加した。新薬の開発等に用いられるFDSS(ドラッグスクリーニングシステム)の売上げが堅調に推移した。画像計測機器事業としては、売上高は327億4600万円(前期比3.3%増)、営業利益は104億2000万円(前期比9.5%減)となった。
2025年9月期の連結業績は、売上高が前期比7.3%増の2189億円、営業利益が同25%減の241億円を計画。
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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