開示会社:タダノ(6395)
開示書類:2024年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/11 15:00
<決算スコア> -0.11
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 3Q
売上高(百万円) 212,689
前期比 +4.3% ○
営業利益(百万円) 19,408
前期比 +47.1% ○
経常利益(百万円) 17,136
前期比 +46.7% ○
純利益(百万円) 8,779
前期比 +77.8% ○
予想期(通期) 2024/12
売上高(百万円) 290,000
前期比 +3.5% ○
会社予想比 -7.9% ●
QUICKコンセンサス比 -4.1% ●
営業利益(百万円) 23,000
前期比 +25.3% ○
会社予想比 +15.0% ○
QUICKコンセンサス比 +5.5% ○
経常利益(百万円) 20,000
前期比 +22.2% ○
会社予想比 +17.6% ○
QUICKコンセンサス比 +7.0% ○
純利益(百万円) 6,500
前期比 -16.4% ●
会社予想比 -31.6% ●
QUICKコンセンサス比 -37.1% ●
予想年間配当(円) 23.00
<要約>
2024年12月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比4.3%増の2126億8900万円、営業利益が同47.1%増の194億800万円、経常利益が同46.7%増の171億3600万円、純利益が同77.8%増の87億7900万円だった。
日本では、大規模工事が実施・計画されているものの、慢性的なオペレーター不足や本年4月1日から適用された労働時間上限規制の影響見極めの動きもあり、需要は減少した。
海外においては、需要はアジア・オセアニア・アフリカで減少したものの、全体としては増加した。日本向け売上高は、建設用クレーンが減少したものの、車両搭載型クレーン・高所作業車が増加し、749億3200万円(前年同期比102.0%)となった。海外向け売上高は、北米・アジア・オセアニアを中心に増加し、1377億5600万円(前年同期比105.6%)となった。本年9月、米国Manitex International, Inc.の株式取得等に関する契約を締結した。同社の買収は、主要3品目である「建設用クレーン・車両搭載型クレーン・高所作業車」のうち、車両搭載型クレーン・高所作業車のグローバルビジネス拡大につながり、将来的には、よりバランスの取れたポートフォリオ構成となることを期待している。買収完了は、2025年1月を予定している。
売価改善の効果や為替等の影響により、純利益は増加、営業利益は増加、経常利益は増加となった。
日本向け売上高は、建設用クレーンが減少したものの、車両搭載型クレーン・高所作業車が増加、海外向け売上高も増加した結果、売上高は1384億4600万円(前年同期比103.5%)、営業利益は213億4100万円(前年同期比121.3%)となった。
米州においては、建設用クレーンの需要が増加する中、売上高は804億800万円(前年同期比119.4%)、営業利益は50億3800万円(前年同期比90.1%)となった。
欧州においては、建設用クレーンの需要は増加したものの、生産制約の解消途上にあることと、工場再編の過程における生産効率低下により、売上高は590億8800万円(前年同期比96.8%)、営業利益は81億4500万円の損失(前年同期98億4600万円の営業損失)となった。
2024年12月期の連結業績は、売上高が前期比3.5%増の2900億円、営業利益が同25.3%増の230億円を計画。
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