開示会社:ポーラオルHD(4927)
開示書類:2024年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/11 15:30
<決算スコア> -0.87
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 3Q
売上高(百万円) 125,395
前期比 -1.1% ●
営業利益(百万円) 10,817
前期比 -9.2% ●
経常利益(百万円) 11,725
前期比 -20.9% ●
純利益(百万円) 6,948
前期比 -25.2% ●
予想期(通期) 2024/12
売上高(百万円) 173,500
前期比 +0.1% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +0.1% ○
営業利益(百万円) 14,500
前期比 -9.8% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -2.0% ●
経常利益(百万円) 17,900
前期比 -3.1% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +2.3% ○
純利益(百万円) 11,600
前期比 +20.0% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.3% ●
予想年間配当(円) 52.00
<要約>
2024年12月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比1.1%減の1253億9500万円、営業利益が同9.2%減の108億1700万円、経常利益が同20.9%減の117億2500万円、純利益が同25.2%減の69億4800万円だった。
売上高は、基幹ブランドであるPOLAブランドの売上の減少影響により前年同期から減少となった。営業利益は売上高減による粗利の減少により前年同期比9.2%減の108億1700万円、経常利益は為替差益が減少した影響により、前年同期から減少となった。
ビューティケア事業においては、新商品を軸としたカウンセリングサービスの強化や新たな肌分析のスタート、「アペックス」シリーズのリニューアル等の顧客体験価値を高める活動により、委託販売チャネルでは成長店舗群が増収し、百貨店チャネルでは二桁増収が継続しているが、委託販売チャネルの店舗数減少による顧客接点の縮小影響等により、国内事業全体で前年を下回る実績となった。顧客基盤の安定化が進む直販チャネルでは、顧客数の増加が継続し、高機能・高単価商品の好調が継続して顧客単価上昇に寄与したことにより、大幅な増収となった。新たな成長ドライバーと位置づけ積極展開している外部チャネルでは、商材の拡張を進め、高い売上成長を維持している。本国である豪州においては、3月に発売した新製品が好調に推移し、百貨店・直営店・ECチャネルが堅調に推移したことにより、増収が継続した。
不動産事業では、都市部のオフィスビル賃貸を中心に、魅力的なオフィス環境の整備による賃料の維持向上と空室率の低下に取り組むとともに、子育て支援に特化した賃貸マンション事業も展開している。前年を上回る売上高となったが、一部テナントの退去や「ポーラ青山ビルディング」の竣工に伴う費用の計上影響等により、営業利益は前年を下回る結果となった。売上高(外部顧客に対する売上高)は15億7700万円(前年同期比1.2%増)、営業利益は5500万円(前年同期比86.7%減)となった。
その他の事業において、含まれている事業は、ビルメンテナンス事業である。契約件数の増加等により、売上高、営業利益ともに前年を上回る結果となった。売上高(外部顧客に対する売上高)は23億3000万円(前年同期比21.3%増)、営業利益は1億8900万円(前年同期比193.2%増)となった。
2024年12月期の連結業績は、売上高が前期比0.1%増の1735億円、営業利益が同9.8%減の145億円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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