開示会社:稀元素(4082)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/12 15:30
<決算スコア> +0.23
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 17,012
前期比 -3.1% ●
会社予想比 +0.1% ○
営業利益(百万円) 1,555
前期比 +8.2% ○
会社予想比 +0.3% ○
経常利益(百万円) 16
前期比 -99.4% ●
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) -450
前期比 -129.4% ●
会社予想比 0.0%
実績年間配当(円) 12.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 34,000
前期比 -3.5% ●
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 2,200
前期比 -9.2% ●
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 1,400
前期比 -52.4% ●
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 1,100
前期比 -3.5% ●
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 26.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比3.1%減の170億1200万円、営業利益が同8.2%増の15億5500万円、経常利益が同99.4%減の1600万円、最終損益が4億5000万円の赤字(前年同期は15億3000万円の黒字)だった。
自動車産業においては、内燃機関搭載車における世界の累計販売台数は、前年同期比で2.1%の減少となった。
世界経済は、ウクライナや中東情勢の緊張が継続していることをはじめ、各国の金利政策や中国経済の先行き不安などにより不透明な経済状況が継続した。日本経済では、為替相場が7月には1ドル161円台だったが9月下旬には1ドル140円台となり為替変動の影響を大きく受けた。電動車では、販売台数の伸びが鈍化しているものの前年同期比で8%の増加となった。未譲渡の借地権と建物の譲渡交渉は継続している。
営業利益は、販売は前年同期比で減少した一方で、販売子会社の原料市況等の影響を受けた高額在庫が解消したことに加え、原価低減活動や経費の抑制等が影響した。経常利益は、外貨建資産のうち、ベトナム子会社への貸付金と、それに相対するベトナム子会社の借入金に起因する為替差損の計上等が影響した。減損損失は、ベトナム子会社の旧工場で追加発生したものであり、当初、機械装置、借地権及び建物を包括的に譲渡する方向で交渉を進めてきたが、行政手続き等の諸事情により機械装置のみを先行して譲渡することが決定したことで、機械装置に対応する固定資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額したためである。
自動車排ガス浄化触媒用途は、内燃機関搭載車の販売台数が減少した影響を受けて前年同期比で減収となった。自動車排ガス浄化触媒分野における売上高は、103億6800万円(前年同期比8.8%減、業績予想235億円に対する進捗率44.1%)となった。
基盤分野において、構造部材用途は、機械部品関連の需要が堅調に推移し増収となった。ブレージング用途は、猛暑による季節性需要を取り込み増収となった。基盤分野における売上高は、36億5100万円(前年同期比5.9%増、業績予想72億円に対する進捗率50.7%)となった。
戦略分野全体では、前年同期比で増収となった。半導体・エレクトロニクス分野及びヘルスケア分野は、堅調な需要を維持し増収となった。エネルギー分野は、電動車の需要減速を受け減収となった。戦略分野全体における売上高は、29億9300万円(前年同期比9.3%増、業績予想73億円に対する進捗率41.0%)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比3.5%減の340億円、営業利益が同9.2%減の22億円を計画。
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