開示会社:稀元素(4082)
開示書類:2025年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2025/02/13 15:30
<決算スコア> -0.29
<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 25,071
前期比 -6.2% ●
営業利益(百万円) 2,328
前期比 -1.3% ●
経常利益(百万円) 1,992
前期比 -23.8% ●
純利益(百万円) 1,414
前期比 +19.0% ○
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 34,000
前期比 -3.5% ●
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 2,200
前期比 -9.2% ●
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 1,400
前期比 -52.4% ●
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 1,100
前期比 -3.5% ●
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 26.00
<要約>
2025年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比6.2%減の250億7100万円、営業利益が同1.3%減の23億2800万円、経常利益が同23.8%減の19億9200万円、純利益が同19%増の14億1400万円だった。
自動車産業においては、世界の累計販売台数は、前年同期比で1.2%の増加となった。
内燃機関搭載車は、プラグインハイブリッド(PHEV)の販売台数が大きく増加したが、前年同期比で0.4%の減少となった。電動車は、前年同期比で12.9%の増加となった。営業利益は、販売子会社の原料市況等による高額在庫の解消の効果があったものの、前年同期比で販売数量が減少した。
経常利益は、外貨建資産のうち、ベトナム子会社への貸付金に起因する為替差益の減少等が影響した。
自動車排ガス浄化触媒分野において、内燃機関搭載車の販売台数は、日系OEMの生産調整等による影響もあり、前年同期比で減少している。影響に加え、原料価格の低下に伴う販売価格の低下により、前年同期比で減収となった。自動車排ガス浄化触媒分野における売上高は、153億9800万円(前年同期比11.2%減、業績予想206億円に対する進捗率74.7%)となった。
基盤分野において、工業用触媒用途は、消耗部材の交換時期が重なったことによる受注が増加し、前年同期比で増収となった。構造部材用途は、機械部品関連の需要が堅調に推移し、前年同期比で増収となった。基盤分野における売上高は、56億2800万円(前年同期比6.0%増、業績予想78億円に対する進捗率72.2%)となった。
戦略分野「半導体・エレクトロニクス」「エネルギー」「ヘルスケア」全体における売上高は、40億4500万円(前年同期比1.1%減、業績予想56億円に対する進捗率72.2%)となった。エレクトロニクス用途は、コンデンサ関連の販売は堅調に推移したものの、海外向け消耗材料の需要が減少し、前年同期比で減収となった。半導体用途は、電動車の需要鈍化による影響が見られたものの、装置部品関連の販売は堅調に推移し前年同期比で増収となった。二次電池用途は、電動車の販売台数が増加しているものの、サプライチェーン内で滞留している在庫の解消には至らず、前年同期比で減収となった。医療機器用途は、原料価格の上昇に伴う販売価格の上昇により、前年同期比で増収となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比3.5%減の340億円、営業利益が同9.2%減の22億円を計画。
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